大学編入本科 合格者の声
合格者の声
先輩たちはどのように大学編入本科で学習し、難関大学の合格を勝ち取ったのでしょうか。貴重な体験談をご紹介します。
2021年度試験合格者
合格者インタビュー
熊澤 慧さん 〈駒澤大学高等学校出身〉
- 合格大学:中央大学 法学部、 明治学院大学 法学部
- 在学中の取得資格:Microsoft Office Specialist2016(Word)、TOEIC L&R 640点
聞き手…〈法律学担当〉黒須 孝郎先生
- 合格おめでとうございます。まずは合格した時の気持ちを教えてください。
- 安心と驚き両方の気持ちでした。まず、いままで支えてくれた家族へ良い報告ができる安心感です。正直4校受けた中で、どこも手ごたえがなかったので、本当に合格発表日までドキドキしながら待機していました。ですので合格した時には、そういう意味で驚きもありました。
- ご家族も喜んでいることでしょう。さて、熊澤さんが、大学編入本科に入学したきっかけを聞かせてください。
- 高校時代はサッカー部に所属して、部活中心の生活でした。付属高校という特徴もあり、受験に向けた勉強というよりは、毎回期末テストでいい点数を取るための勉強をしていました。3年の秋になって内部進学ではなく大学受験を決意しましたが、全然自分の実力が足りなくて、当然のように浪人することになりました。結局、浪人しても自分の納得いく大学に合格できず、大学編入本科への入学を検討することにしました。
- 入学を決めたポイントはなんでしょうか。
- 受験科目が3科目なことと約1年半かけて対策できること、あと浪人するとさらに1年分の学費がかかってしまうので、編入にしようと思いました。大学に通いながら編入の予備校に通うことも考えましたが、大学編入本科の方が周り全員が編入という一つの目標に向かっているので、そういった勉強の環境が整っていること、また、授業の一部がそのまま単位として認められるので、単位修得と編入試験対策の両立をしやすいと思い決めました。
- 実際に授業を受けてみて、特に専門科目は初めての学習だったかと思いますが、どうでしたか。
- 政治学は高校の時から勉強してきたので、抵抗はなかったです。経済学と経営学は初めてだったので、どういうものか探りながらやっていきました。英語は元々苦手だったので、1年生の間はとにかく単語力をつけることに集中しました。
- 専攻の法学にはどう取り組みましたか。2年生になると過去問演習など受験対策の実践的な授業も増えてきますね。
- 法学の勉強は、まずは用語の意味を理解することが大切だったと思います。編入試験は論述形式が多いので、とにかくたくさん小論文を解いて、先生の添削をもとに自分なりに問題分析をしました。黒須先生は苦手をつぶすというよりは、自分の得意を伸ばす方式で指導してくださったので、素直に吸収しやすくありがたかったです。
- それはわたしも嬉しいです。編入試験を選んでよかったことを教えてください。
- メリットは、やはり受験科目です。特に国立は一般だと科目が多いですが、編入なら2科目+面接だけです。また、準備時間が1年半もあったので、マイペースな自分に合っていました。さらに個人的なことですが、浪人していた時、試験の直前になるとどんどん自信がなくなってしまい、「最悪今年落ちても、次頑張って国立を目指せばいいや」という気持ちになっていました。編入ではそうもいかないので、最後までモチベーションを維持することができました。
- 編入試験を通して、最後までやり遂げる力が身につきましたね。逆にデメリットはありましたか。
- デメリットは先ほども述べましたが、編入試験は論述形式の問題が多いので、丸暗記の勉強では対応できないところです。そこは本当に授業で鍛えていただきました。
- 最後に、このインタビューを読んでいる方へ、メッセージをお願いします。
- 大学編入本科は今後の人生を変える最後のチャンスだと思います。僕自身、浪人してもまた大学受験に失敗してしまって、どん底を経験しましたが、自信を取り戻すことができました。努力をすればちゃんと結果がついてくるので、ぜひ挑戦してみてください。編入試験合格という明確な目標を持つ仲間と、一人ひとりをしっかり支えてくれる先生やスタッフがいて、本当に編入試験合格に最適な場所だと思うので、もし興味があったら大学編入本科の説明会に来て、一度話を聞いてもらえたらと思います。
- 本日は、ありがとうございました。大学生活も楽しんでくださいね。