大学編入は、大学2年生を修了、もしくは短大・専門学校・高等専門学校等を卒業者(または修了・卒業見込みの方)が大学編入試験に合格することで、大学3年生※から入学できる第二の入試制度です。浪人せずに3年生に入学することができるので、現役生・高校の同級生と同時に大学を卒業できることが大きな特徴です。
※一部の大学では2年生からの編入となる場合があります。
編入をおすすめしたい方
大学生の方
- 「第一志望に再チャレンジしたい!」
- 「学部のミスマッチがあった…」
- 「○○の地域の大学に通いたい!」
社会人の方
- 「学びなおしがしたい!」
- 「~の分野について研究したい!」
大学編入の種類
3年次編入
大学に2年以上在籍している方などが対象となる制度で、多くの大学で実施されています。
【実施大学の一例】
国公立:北海道大学・東北大学・横浜国立大学・筑波大学・名古屋大学・京都大学・大阪大学・神戸大学・広島大学・九州大学 など
私立:上智大学・中央大学・法政大学・同志社大学・関西大学 など
2年次編入
大学に1年以上在籍している方などが対象の制度です。実施している大学は限られますが、時事小論文が出題される等、専門知識が問われにくいため、比較的対策しやすいのが特徴です。
【実施大学の一例】
国公立:北海道大学・信州大学・高崎経済大学 など
私立:法政大学・関西大学・日本大学・専修大学 など
学士編入(社会人入試)
社会人など、大学を卒業した方を対象とした形態です。
【実施大学の一例】
国公立:東京大学・横浜国立大学・埼玉大学・静岡大学・香川大学 など
私立:早稲田大学・青山学院大学・関西大学・日本大学・東洋大学・駒沢大学・近畿大学 など
試験内容
編入試験の最大の特徴は、「少ない科目で受験できる」ことです。主に以下の3つの科目で実施されます。
志望学部の専門科目
大学1〜2年生で学ぶ内容が出題されます。志望学部が現在の所属学部と同じ場合、これまでの学びがそのまま試験対策につながります。なお、2年次編入では、時事問題などを扱う小論文が出題されるケースも多くあります。
英語
大学独自試験(一般入試に近い内容)のほか、TOEICや英検などの外部試験スコアを提出し、得点に換算されるケースが多くあります。すでに取得しているスコアを活用できる点も特徴です。
面接
志望理由や大学で学びたい内容を伝えます。事前に提出する志望理由書をもとに質問されることもあります。
編入試験Q&A
Q. 編入後、ストレートで卒業できますか?
単位認定の状況によりますが、多くの場合、編入後もストレートで卒業することが可能です。
※認定単位数は大学・学部により異なり、募集要項に記載されているケースが一般的です。
<単位認定の主な例>
- 一括認定:編入生全員に同じ単位数を認定
- 個別認定:編入前の履修内容が、編入先の授業と一致している場合に認定
Q. 編入試験の倍率・募集人数は?
倍率は2〜5倍程度の大学が多い傾向にあります。募集人数は「○名」とする大学や「若干名」とする大学などさまざまで、大学ごとに異なります。最新情報は各大学のHP・募集要項をご確認ください。
Q. 編入すると就職活動で不利になりますか?
編入したことが就職活動で不利になることはありません。むしろ、「学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)」として、編入に向けて努力した経験をアピールできます。
また、編入経験は以下の点でも強みになります。
- 他の応募者と差別化しやすい
- 志望理由書の作成や面接対策の経験が、就職活動にも活かせる
Q. 受験料や学費は?
受験料は、国公立大学で約3万円、私立大学で約3万5千円が一般的です。学費は編入先の大学に準じますが、2年次編入では主に2〜4年次分、3年次編入では主に3〜4年次分の学費がかかります。なお、初年度は入学金が必要となる場合があります。