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聖徳大学大学院 合格体験記 

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プロフィール

20代女性。私立大学文学部心理学科卒業。卒業後一般企業に就職したが、働く中でスタッフの心理的サポートを専門に行ってみたいと感じ、大学院受験を決意。本格的に受験勉強を始めた6ヶ月後、聖徳大学大学院臨床心理学研究科に合格。

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大学院進学を考えるようになったきっかけ

私が大学院進学を考えるようになったきっかけは、大学卒業後仕事をする中で,心理的に疲弊している人や、さまざまな心理的問題を抱えている人と接する機会が増えたことでした。目の前で困っている人がいるにもかかわらず、自分がどのように関わればよいのか分からず、無力感を覚えた経験が何度もありました。その経験を通して、これまでの業務を続けるよりも、スタッフの心理的ケアを専門的に行える立場になりたいと強く思うようになりました。

公認心理師を目指した理由

心理に関する資格は数多くありますが、人の心を扱う仕事に就く以上、できるだけ多くの人にとって信頼される、また説得力のある心理職になりたいと考えました。研究業務を通して心を科学的に捉えて説明できる点や、国家資格である点に魅力を感じ、公認心理師資格の取得を目指すようになりました。また、心理職の中でも長い歴史を持つ臨床心理士をあわせて取得することでより心理職として信頼されたいと思い,これらの資格を取得した心理職になるために大学院受験を決意しました。

進学先の決め方

進学先を決めるにあたっては、まず自分がどのような研究に興味を持っているのかを整理するところから始めました。自分が普段考えていることや困った経験を思い出し、そこから興味のある分野やキーワードを調べ、それに近い研究を行っている先生をインターネットで検索してリストアップしていきました。その際、KALSの大学院資料が非常に役立ちました。気になる大学院については、できる限り説明会に参加するようにしました。実際に説明会に行くことで,その大学の方たちと自分の相性をなんとなく感じたり、事前の印象が変わったりすることが多くあり、思いがけないメリットやデメリットに気づくことができました。また、大学院生活は想像以上に忙しいと聞いていたため、通学時間の短さも重視し、自宅からなるべく近い大学院を選びました。この判断は、入学後の生活を考えると本当に良かったと感じています。

KALSで学んだ科目と語句説明の練習

KALSでは、心理学概論、心理学、論述、統計、英語と、大学院受験に必要な科目を一通り学びました。どの科目も満遍なく学べたことは、受験対策として非常に有効でした。心理学概論や心理学では、200字程度で語句説明ができるようになることを目標に、ひたすら書く練習を行いました。マス目のある付箋に説明文を書き、それをノートに貼り見返してまた書く、という方法を取りました。最初のうちは「なんとなく知っているが何も書けない」という状態が続き、そのたびに焦りや不安を感じました。しかし、何も書けない状態からテキストを見直し、すぐにもう一度書いてみると、先ほどよりも書けるようになっているためすこし安心できました。この「書けない→確認→少し書ける」という経験を何度も繰り返すことで、少しずつ語句説明ができるようになっていきました。テキスト以外の参考書もいくつか用意しましたが、十分に使いこなせないまま本番を迎えてしまった点は反省点です。ただ、KALSのテキストには最重要事項が簡潔にまとめられており、それを納得いくまで繰り返し学習できたことは大きな強みでした。一方で、テキストには載っていない語句が出題されたり、なじみがないが受験校の先生が出版している書籍には載っていた…といった単語が出題されたりすることもあったため、余裕があれば幅広く文献に目を通しておくとより安心できると思います。

論述の対策

論述についても、最初は何から書けばよいのかまったく分からない状態からのスタートでした。授業で配布されるレジュメや他科目のテキストを参照しながら書き、次に何も見ずに書くという練習を繰り返しました。時間を測って書く練習も行いましたが、書く回数を重ねるうちに自然と時間は短縮されていったため、個人的には時間よりも文章量や構成を意識することの方が重要だと感じました。

統計の対策

統計については、志望校の過去問で出題頻度がそれほど高くなかったため、テキストの練習問題を確実に解けるようにする程度の対策にとどめました。受験校ごとの出題傾向を事前に確認し、力の入れどころを見極めることが大切だと思います。

英語の対策

英語についても、過去問を見てどのような形式で出題されるのかを把握することが重要だと感じました。勉強を始めてすぐは、授業で扱う長文が全く読めずに強い苛立ちや焦りを感じましたが、分からない単語を一つひとつ覚えていくことで、徐々に落ち着いて読めるようになりました。授業で出てきた単語とターゲット1900を繰り返し学習する方法が自分には合っており、スマートフォンのアプリを使って移動中などの隙間時間も活用しました。長文対策としてヒルガードなどの書籍も用意しましたが、結果的にはテキストと配布プリントを網羅することで精一杯でした。それでも英語力の向上は実感できました。

人名対策のノート作り

そのほか、志望校では語句説明の中で必ず人名が出題されていたため、人名とその人物が行ったことをまとめたノートを作成しました。また、カタカナではなく英語表記の人名が誰を指しているのか分かるように整理しておくことも役立ちました。

不安との向き合い方

本格的に勉強を始めた当初は、「聞いたことはあるのに説明できない」という体験の連続で、テキストを読むだけで不安になり、動悸がするような時期もありました。これまで自分は要領が悪くない方だと思っていましたが、何度復習しても忘れてしまったり、うまく書けなかったりすることが多く、気持ちが沈むこともありました。そのときに家にいて悩んでいると余計につらくなってしまうので、とりあえず予備校に行き、授業を受けたり自習室に入ったりすることを心がけました。同じ空間で同じ目標を持つ人たちと過ごすことで、自然と気持ちが落ち着き、勉強に向き合えるようになりました。受講生同士で積極的に交流することがなくても、存在そのものが大きな支えになっていました。

研究計画書の添削

研究計画書の添削も非常に心強かったです。研究計画書には明確な正解がなく、一人で書いていると不安ばかりが募っていましたが、坂井先生に何度も添削していただくことで、自信を持って提出することができました。テーマ設定の段階で一度個別指導を受けておくと、後の修正が最小限で済むためおすすめです。個別指導が終わったあとも授業前後に添削していただけて、大きな安心材料になりました。

予備校に通うことの意味

大学院入試の勉強は、時間がないことに加えて内容が難しく、説明できるまでの深い理解が求められ、面接試験の比重も大きい等不安になる要素が多く、自分の実力をうまく把握できないような焦りを何度も感じました。その中で、「予備校に来て、みんなと同じ空間で勉強する」という行動自体が、精神的に大きな支えになっていたと感じています。自分には無理だと思う瞬間もありましたが、使えるリソースを最大限に活用し、情報を積極的に集めながら学習を続けることで、次第に落ち着いてやるべきことに向き合えるようになりました。これから受験を予定している方も、やる気が出ないときや不安なときこそ、とりあえず予備校に来てみることをおすすめします。一緒に最後まで頑張りましょう!

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