プロフィール
20代女性、私立大学社会福祉学部卒業。
福祉分野で心理の視点を持って働きたいと考え、大学院受験を決意。2023年7月から本格的に勉強を開始。社会福祉士の資格試験勉強と両立しながら、2024年9月に同朋大学大学院人間学研究科、愛知学院大学大学院心身科学研究科に合格。
本文
大学院進学の決意と心理学検定
2023年(大学3年生時)に大学院進学を決意しました。私は心理学部卒業ではないため、基礎知識を身に付けるために独学で2024年3月に心理学検定を受験し、1級に合格。その後2024年4月(大学4年生時)に河合塾KALSに入校。社会福祉士国家試験の勉強、卒業論文の執筆と両立しながら、2024年9月に同朋大学大学院人間学研究科、愛知学院大学大学院心身科学研究科を受験し、どちらも合格しました。
進学先に同朋大学大学院を選んだ2つの理由
進学先は第一志望校の同朋大学大学院を選択しました。進学先を選んだ理由は2つあります。1つ目は夜間大学院であったことです。私は昼間の時間に他の経験に時間を使いたかったため、夜間大学院であることに魅力を感じていました。2つ目は、公認心理師の実習時間をこなさなくてよいことです。臨床心理士取得のために必要な実習時間は180時間ですが、公認心理師取得に必要な実習時間は450時間であり、かなり差があります。そして多くの大学院が臨床心理士しか取得できない方であっても、公認心理師と同様の実習時間をこなす必要があります。私自身、公認心理師の受験資格を持っていないため、臨床心理士に必要な実習時間のみこなせばよい同朋大学大学院のカリキュラムに大変魅力を感じていました。
KALS入校と速習コースの選択
KALSに入校した時期は2024年4月で、心理系大学院速習コースを受講しました。もともと1年コースを受講しようと考えていましたが、金銭的な問題により速習コースの受講を選択しました。その代わり、KALSに入校するまでに、英語と心理学の基礎を独学で身に付けることを決心しました。
心理学検定を受験した動機
2024年3月に心理学検定を受験することを決め、2級合格を目標に勉強を始めました。心理学検定を受験した動機は2つあります。1つ目は、心理学部で学んできた方との差を少しでも埋めるためです。私は大学が社会福祉学部のため、心理学を学んできていませんでした。しかし大学院受験では、心理学部で4年間ガッツリ学んできた方々と戦う必要があったため、その差を少しでも埋めたいという想いがありました。2つ目は、勉強のモチベーションを上げるためです。私は「合格・不合格」のような結果が目に見えるものでやる気が出るタイプです。独学ではモチベーションの浮き沈みが出ると考え、モチベーションを高めるために受験をしました。勉強法として具体的には、心理学検定の一問一答問題集を反復して解きました。私は心理学初学者であったため、聞いたことのない用語ばかりで最初はつまずきました。驚くと思いますが、「フロイトって誰?」というレベルでした。そのため勉強をする時は、一問一答集に載っている問題をさらに深掘って調べることを大事にしました。結果的に問題集は書き込みでいっぱいになり、パンパンに膨らんでいました。受験当日、手ごたえはあまりなく、合格できたかどうか五分五分の感覚でした。心理学検定は、私の受けた感覚で言うと、重箱の隅をつつくような応用問題が多く、本当に難しかったです。ですが無事に心理学検定1級に合格できました。振り返ってみると、あの時心理学検定を受験して良かったと思っています。理由は、「心理学」という学問的領域が、どのように広がっているのか、その体系を知ることができたからです。心理学の歴史や、認知、発達、社会など「心理学」という学問に対する理解を深めるきっかけになりました。
用語ノート作り
また同時に、用語ノート作りを進めました。使用した参考書は「公認心理師・臨床心理士大学院対策 鉄則10&キーワード120 心理学編 第2版 (KS心理学専門書)」です。用語ノートには、定義や特徴を書きました。ノート作りは作業のようになってしまう瞬間もありましたが、なるべく頭に入れながら作成しました。KALSに入校するまでに、100のキーワードをまとめ上げました。
英語のやり直し
英語は中学英語からやり直しをしました。具体的には、高校受験用の英語の参考書を購入し、勉強を進めました。文法の理解からやり直していましたが、今振り返ると文章の読み方を練習することに重きを置く必要があったと感じます。またこの頃から、ターゲット1900の暗記を進めました。
KALSの授業を受けて感じたこと
KALSに入って初めて心理学の授業を受けたとき、私は授業の分かりやすさに感動しました。これまで独学で勉強進めてきたため、「なんとなく」理解していたものも多かったのですが、それらがスッと自分のものになっていく感覚を感じました。何より、心理学検定などの勉強を通じて、心理学という学問領域を「点」で理解していた段階から、それらが繋がって「面」になっていく感覚を抱きました。KALSで学び始めてから、「心理学面白すぎる!!」という学問に対する強い興味持つようになりました。
授業後の復習の習慣
心理学はKALSに入校するまでに完成させた用語ノートへの肉付けをひたすら行っていました。KALSの授業を受けた後、私が必ず行っていたことは「復習」です。授業が終わった後、次の週までに必ず復習を行い、習ったことを用語ノートに書き込んでいきました。書き込みをする際、赤シートで暗記できるようオレンジペンで書いていました。またKALSでは科目ごとに定期的に試験があります。その試験が近づいてきたら、用語ノートに書いたオレンジの部分をひたすら暗記しました。
志望校に合わせた対策
受験が近づいてきてからは、志望校に合わせた対策を始めました。具体的には、頻出の領域の知識を肉付けしていきました。特徴として、愛知学院大学大学院は司法領域や公認心理師を意識した問題が出題される傾向がありました。そのため司法領域は心理学検定の問題集でカバーしたり、公認心理師の参考書を購入して反復して解いたりしました。また同朋大学大学院では800字論述があるため、受験一か月前から毎日ひとつ、論述問題を解くことを始めました。
英語の独学の進め方
英語の勉強は、KALSに入校してからも基本的に独学で行いました。具体的には、「ターゲット1900」と、「心理院単(ナツメ社)」の暗記を完璧にしました。また「公認心理師・臨床心理士大学院対策 鉄則10&キーワード120 心理英語編 第2版 (KS心理学専門書)」を活用し、長文読解の練習を行いました。この参考書は難易度別に★が書かれているため、難易度が易しいものから全訳練習をしていきました。
総勉強時間
KALSの授業時間を抜いて、心理系大学院を目指すにあたっての総勉強時間は約550時間です。受験直前は、一日平均7~12時間勉強していました。KALSの自主室に「一番最初に来て、一番最後に帰る!」と意気込んでやっていた時期もあります。
受験期間を振り返って
正直、受験期間中は自分の勉強法が正しいかどうかも、自分が受験で戦えるレベルの実力が身に付いているかどうかも、全く分からない状態でした。私は第一志望校に決めていた大学院以外行きたい気持ちが全くなかったため、「ここに受からなかったら終わる」という強い不安もありました。なので、がむしゃらに勉強をしていました。そして驚くことに、私は受験当日ものすごく自信で溢れていました。「絶対に受かる」という自信というよりは、「ここまで全力で頑張ってきたのだから大丈夫。」という自信です。全力で勉強してきたからこそ、「これだけ頑張ったのだから、もし落ちたとしても後悔ない!」という気持ちでした。結果、無事に第一志望校に合格し、ずっと望んでいた大学院生活を謳歌しています。
あわせて読みたい
一覧へまずはガイダンス・説明会へ
講座の特色や試験情報、学習の進め方を知る第一歩としてご活用ください。