プロフィール
41歳。東京学芸大学教育学部人間福祉課程カウンセリング専攻(現在は名称変更)卒業後、一般企業にて人事職として勤務。明治大学大学院、東京成徳大学大学院、帝京平成大学大学院に合格。
大学院受験に至るまで
大学時代から大学院に進学し臨床心理士資格の取得を志していましたが産業領域を専門分野にしたいと考え、社会人経験を一度した方がよいと思い大学院進学を見送り一般就職しました。学部生時代に見た不安定な雇用に苦労する院生たちをみたこともその判断に影響しています。
人事職として企業で勤務する中で労務や組織開発に携わり、企業における人材の活用や個人と組織におきやすい諸問題について現場で触れることができました。人事職として勤務する傍ら心理職としてキャリアを積みたい思いもあり、キャリアコンサルタント・公認心理師を取得し、3年ほど都内の私設カウンセリングルームにて勤務をしています。
人事として勤務する中では労働者のメンタルヘルスやキャリア支援に関して興味が大きくなり、カウンセラーとして実務をする中では更に臨床に関する技術研鑽の必要性を感じていました。こうした思いが強くなり予てから「いつかは…」と思っていた大学院受験を決意しました。
公認心理師資格を取得済で実務経験もあるのになぜ大学院に行くのかという問いは何度も色々な方から投げかけられました。私は公認心理師資格制度がスタートした直後の特例措置で資格を取得しました。指定大学院での教育を受けておらず、臨床の指導も受けていません。もちろん自主的にSVを受けたり勉強会に参加したり文献を読み補っていますが、実務の中で臨床心理士・公認心理師のダブルホルダーの方とケース検討していると実力差を感じる場面も多かったです。また、働き先を探す際にも公認心理師のみではなかなか受け入れも少ないように感じます。しかしながら一番困ったのはクライアントと向き合った際に技術や知識の不足で対応が難しいと感じるような場面でした。このままではクライアントを支援することに不足があるかもしれない。そう感じ、技術の面でもキャリア選択の面でも大学院にて学び、臨床の幅を広げていきたいと感じるようになっていきました。
KALSに入学した理由
元々大学で心理学専攻・公認心理師の資格取得の際に勉強をしていたこともあり、独学で2-3ヶ月勉強すれば院試を乗り切れるだろうと考えていました(今思い返すと甘い考えでした…)。しかしながら、2025年1月末に受けた帝京平成大学のⅢ期試験は結果不合格となり、考えを改めざるをえなくなりました。
仕事や家庭への負担なども考えるとそう長期には受験生をすることもできません。25年の秋入試でどこかの大学院に必ず受からないといけない。帝京平成大学は研究計画書もなく、公認心理師試験に似た問題が出るので受けやすかったのですが、人気があり倍率が高いため単願するのは博打のように感じました。確実に受験を終えるためには複数の大学院を受ける必要があり、そのためには研究計画書も作らないといけないし、各大学に応じた対策をする必要がある。そもそもどこの大学院がどんな特色があって、どんな試験が出て…といった情報はネットで得るにはとても時間がかかるし、関係者しか知り得ない情報も多く、仕事や家事育児で多くの時間を割くことのできない私には効率よく情報を得ることこそ院試を乗り切るために必要だと感じました。
また、どの程度の勉強範囲や時間をクリアしておけば院試に耐えうるのかも肌感が掴めておらず、受験勉強の全体像が掴めていない感覚もありました。さらに受験勉強期間は非常に孤独で「大変だね」「焦るね」と弱音を吐く仲間がほしいという気持ちも強かったです。
一度受験で不合格となって改めて次年度の受験を考えた際に一人で立ち向かうのは得策でないなと気付き、KALSの説明会に参加したところ、様々なサービスを得られることがわかり、料金以上の価値を感じたため、入会をきめました。
仕事やプライベートの調整
私は人事職として15年ほどのキャリアがあり、受験時も企業にて勤務をしていました。また、小学校低学年の子供も二人おり、いわゆるワーキングマザーでした。このような状態でしたが、KALSに入学した25/4月から受験が本格化するまでの5ヶ月間で概ね500時間程度の勉強時間が必要だと試算していました。つまり月間100時間・週で25時間・1日3-4時間を平均的に学習し続けなければならないということです。仕事が忙しい時期の対応や子供との時間も確保しないといけませんから、その捻出が重要なポイントでした。
まずは家族と職場に相談し、土日の育児を夫に任せる・受験の期間は週3日勤務にするなどの調整を図りました。仕事は辞めるしかないのではないかという覚悟の上での相談でしたが、上司が理解を示し、むしろ応援してくださいました。受験期間は会社の制度にて勤務日数を減らす対応で平日に勉強時間を確保することができました。また、私のキャリアに関して最大の理解を示してくれて、最後まで応援してくれた夫には本当に感謝しかありません。実家の家族も総出で育児を手伝ってくれるなど、周囲が応援してくれなかったら到底ここまでこれなかったと感じています。
KALSのサポートで役に立ったもの
過去問の閲覧
自分で過去問を収集するとものすごく時間がかかりますし、大学によっては大学まで出向いて閲覧しかできないというような場合もあるので、10年分の過去問が収集されていることは大変ありがたかったです。
研究計画書指導
大学時代に一通りの研究デザインや計画書の書き方は教わっているので初学の方よりはハードルが低かったですが、一人だけで書き上げるにはかなりの心理的なハードルがありました。しかし、入塾序盤で行われた研究計画書の概要講義で坂井先生が「構想段階でいいのでとにかく早く見せに来て」とおっしゃっていたので、勇気を持って生煮えの状態で持っていくことができました。結果早く着手でき出し戻しも少なく仕上げることができたと感じています。
坂井先生のオフィスアワー
志望校がなかなか決められずにいた際や受験期間のモチベーションの維持など、ここまで話を聞いてくれるのかというくらい坂井先生に相談に乗っていただきました。
※1集団討論対策講座
帝京平成大学は集団討論があり、非常に対策に迷っていましたが、対策講座に出たことでどのような観点で評価されているのかどのように振る舞うことがよしとされるのかがよくわかりました。また一緒に対策講座で学んだ方たちとはその後も自主的に対策をしたり、受験友達として励ましあったり教えあったりと良い仲間になりました。
実力診断テスト
自分がどの程度できているかが掴みにくいのが大学院受験の難しさの1つでもあると思います。実力診断テストにて自分の位置がわかると受験校を選択する上での参考になりました。
チューターカウンセリング
明治大学在籍のチューターさんとお話したことがきっかけで明治大学を受験しました。志望校のチューターさんから詳しく授業の様子や試験対策をお伺いすることができなければ合格できなかったと思います。この先生のこの本は読んでおいた方がいいよ、毎年この文献の中から出題されるよ、など在学生ならではの情報は貴重でした。
社会人からの大学院受験を終えて
私の場合はKALSにいる多くの方とは境遇が異なっていることだと思いますが、同じく公認心理師ホルダーで受験を検討されている方もKALSにはいらっしゃいました。そうした方達との出会いも私のキャリア上、非常にポジティブでした。社会人になってからの大学院受験は大変なことも多いですが、得るものも大きかったと感じます。
注記
※1新宿本校でのみ実施しているサクセス・チュートリアルです。
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