プロフィール
50代、男性。東北大学法学部卒業。メガバンクに入行し、主に企業融資を担当。銀行を辞めた後、2024年4月から本格的に受験勉強を開始。他の予備校の通信講座で勉強をしていたが限界を感じ、同年11月KALSに入学、2025年9月龍谷大学大学院心理学研究科に合格。
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銀行員時代の経験と問題意識
私は、銀行に入社し主に企業融資に携わってきました。全国の上場企業から非上場企業まで、職種も規模も様々な企業を担当してきました。よく言われることですが、日本の企業の95%以上は特定のファミリーが経営しているファミリービジネスです。実際に担当してみると、主に社長の一族が会社の経営や所有に大きく影響を与えていて、その一族の関係が良好であれば、企業の業績は安定しており、対立していれば、業績は不安定となり、場合によっては倒産してしまうことに気づきました。そして、これは全国どこでも同じでした。極論すれば、ファミリービジネスは、上場・非上場問わず、家族関係の良し悪しによって決まるといても言い過ぎではないと思います。しかし、このことはあまり知られていないかもしれません。
現代は、事業承継が難しい時代といわれ、技術や文化の継承が途切れてしまうことが取り沙汰されています。ようやく経産省も研究会を立ち上げ、対策に乗り出すところです。しかし、研究会の内容はガバナンスに終始していて、本格的な議論になっていません。事業承継が難しくなった一因に家族関係の希薄化があると思っています。私はこの状況に危機感をもっており、事業承継に対する考え方を変える一助になれればと思い、大学院に行って家族心理を本格的に学ぶことを決意しました。会社を辞め、2024年4月から受験勉強を開始し、家族心理学の盛んな龍谷大学大学院を第1希望とし、東北大学大学院を第2希望としました。
今振り返ると、この時の思いがあったので受験勉強を高いテンションで続けることができたと思っています。
KALSに入学した理由
KALSに入学したのは、2024年11月でした。それまでは、別の予備校の通信講座を受講していましたが、勉強が進んでいるという実感を得ることができないでいました。知人に相談したところ、KALSを勧めてられ、2024年10月に説明会に参加することにしました。そこで、数冊のテキストを見ることができたのですが、ぱっと見ただけで分かりやすく、簡潔に記述されているのを見て、ここなら勉強が効率よくできると確信し、その場で受講申し込みをしました。
予習・講義・復習のサイクル
KALS では、どの科目も予習をしっかりやって臨みました。予習の段階で分からない部分を浮き彫りにして講義に臨み、講義で納得できなかった場合は、講義終了後、先生に質問し、その日で解決することを心がけていました。その後、3日間ほどかけて復習を行い、新しい疑問点を出すようにしていました。復習が一段落した後は、予習をしっかり行い、復習で新たに出てきた疑問点については、講義前のオフィスアワーなどで質問して解決し、その日の講義終わりでは予習の疑問点を解決する。この流れを半年間続けてきました。各科目とも、章ごとにWordにまとめ、ノートパソコンやスマホからいつでも見ることができるようにしていました。毎回の質問に対して熱心に対応してくれた宮川先生をはじめとする各先生には深く感謝しております。
受験校対策と過去問の進め方
通常の科目はこのように進めていきましたが、受験校対策も必要です。大学院によって問題の傾向が全然違うので、志望校は早めに決め、過去問をできるだけ早く取り込むことが大事になると思います。KALSでの講義は、どんな受験校であっても、必要最低限度の内容であり、希望の受験校の過去問をどれだけ繰り返し解くかが、合格するには非常に大事になってきます。
私の場合は、9月13日が第1希望の試験日だったので、2ヵ月前の7月13日から過去問5年分(秋・春)の10回分をやり始めました。具体的には、2か月間で3回ぐらい繰り返しました。1回目は教科書や参考書、ネットなどで調べながら回答案を作成し、自信のないところや論述問題などは、オフィスアワーなどで先生に質問したり見てもらったりするなどして、疑問点を解消していきました。
過去問を7月から手掛けると、まだ学習していないところもかなりありましたが、関係なく押し進めていきましたが、これでも結構ギリギリでしたので、第2希望の大学院の過去問に手を付けることができませんでした。今、思い返していえることは、過去問をやり始めるのは早ければ早い方が良いということです。9月や2月は、KALSの学期が終わるため、先生に会う機会が極端に減ります。過去問をやり始めるのは、秋受験であれば6月とか春受験であれば11月とかから始めるのが良いかもしれません。時期が早すぎると思われるかもしれませんが、過去問を何回も繰り返し、先生に質問できる時間を確保するには、そのようなタイミングになってしまいます。過去問をやらないと短期間の勉強で受かるのは難しいと思います。
スランプとその克服法
私も6月頃、スランプに陥りました。統計が苦手で、統計を集中的に勉強したら、心理学の勉強サイクルである予習→講義→復習が崩れ始めました。また、この頃から大学院の説明会や研究室訪問、願書提出なども始まり、勉強時間が今までのように確保できなくなりました。KALSの実力診断テストなども思うような点数が取れなくなり、一気に不安になりました。
その時の克服法としては、まず、新しいことには手を出さず、実力診断テストなどの点が悪くても気にすることなく、講義前の小テストや今まで自分がまとめたものを見直すようにしていきました。そして、この頃から過去問をやり始めました。実力診断テストの結果も良くなかったのに、半ば強引に過去問を始めていきました。
結果的には、これが良かったと思います。予備校で行われる試験で、自分が思うような点数は採れなくても、あるいはスランプの状況であっても、一番重要なものは過去問ですので、割り切って過去問を解いていきましょう。
通学して最も良かったこと
講義の他にも、チューターカウンセリングや過去問などの閲覧資料などが充実していることが、非常に良かったです。ただ、通学して最も良かったことは、同じ悩みや苦しみをもつ受講生とつながることができたことでした。情報交換はもちろんのこと、勉強の進捗状況などについて報告し合うことでき、随分気が楽になったことがありました。
半年や1年間の短期間で最大の成果を挙げるには、今まで述べたような勉強方法や講義の使い方も大事ですが、他の受講生や先生などとの良い人間関係を構築することも重要です。このことを最後にお伝えしておきたいと思います。頑張ってください。
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