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駒沢女子大学大学院 / 東京女子大学大学院 / 明治学院大学大学院 合格体験記 

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プロフィール

22歳、女性。東京女子大学現代教養学部心理・コミュニケーション学科心理学専攻卒業予定。2024年10月から本格的に受験勉強を開始。2025年9月駒沢女子大学大学院人文科学研究科、東京女子大学大学院人間科学科人間社会科学専攻臨床心理学分野、明治学院大学大学院心理学研究科心理学専攻(進学)に合格。

本文

進学先に明治学院大学大学院を選んだ理由

進学先には、一番指導していただきたい先生が在学する明治学院大学大学院を選びました。また、出身大学の大学院は外部講師が多く、それはそれで魅力的なのですが、常勤の先生が多い環境で腰を据えて学びたいという気持ちや、新しい環境に身を置いて視野を広げたいという思いもあり、外部進学を決意しました。

志望校選びの進め方

志望校選びについては、出身校の受験は決めていましたが、他2校が決まったのは4月頃だったと記憶しています。「家族心理学」を学びたいという軸があったため、大学のHPから関連する研究をしている先生を洗い出し、その先生の著書や論文を国会図書館やインターネットで取り寄せ、2024年の秋頃から精査して決定しました。

英語の対策

私は大学の学部授業でC評価を取ってしまうほど英語が苦手でした。そのため、早いうちに単語を丸暗記することは諦め、「辞書を引くスピード」と「英文を読み切る体力」の強化に努めました。具体的には、心理英語の文章の見直しや、受験する大学院の過去問を「時間無制限で最後まで解き切る」という練習を徹底しました。また、東京成徳大学の過去問は解答が付いている形式だったため、練習用教材として活用しました。 結果として、わからない単語や日本語訳しづらい箇所があっても、文脈から推測して和訳する力が身につきました。

心理学の対策と「苦手ノート」

心理学に関しては、過去問を解いてわからなかった箇所を白紙のノートにまとめ、「苦手ノート」を作成しました。赤シートで隠せるようにペンの色を工夫し、隙間時間に見返せるようにしていたのが効果的でした。 知識を1から10までノートにまとめる勉強法もありますが、私はそれが「単なる作業」になってしまうことを懸念して避けました。代わりに、過去問のミスをまとめることで、「どの大学の過去問で」「どのように間違えたか」というエピソード記憶と結びつけることができ、結果として自然と精緻化リハーサルを行うことができました。

過去問演習の反省点

一方で反省点もあります。私は過去問演習を直前期に集中させてしまいましたが、冷静に考えると、直近の年度に出題された問題がそのまま当日に出る確率は低いです。出題傾向を掴むためにも、もっと早い時期から過去問に着手し、広く対策をしておけばよかったと後悔しました。

受験3校の特色と受験の順番

受験した3校はすべて「心理学・英語・面接」が共通していましたが、大学ごとの特色がありました。

今回は「駒沢女子大(選択式が多く、広く浅く)」→「明治学院大(短文記述が多く標準的)」→「東京女子大(思考力重視の記述、狭く深く)」の順で受験しました。 これにより、「広い範囲の学習」から徐々に「深掘りする学習」へと移行でき、無理のない学習計画を組むことができました。 ちなみに、例年東京女子大学の後半の問題は先生方の研究色が強く、内部生には有利とされていましたが、今回は内部生でもあまり触れたことのない内容が出題され、内部・外部の差が少なかったように感じました。

グループディスカッション(駒沢女子大学)

一般的なディスカッションとは異なり、「相手の話を傾聴できているか」が重視されていたと思います。※1KALSの特別講義が役に立ちました。本番では、他の方が話している時の頷きなどノンバーバルな態度や、自分が発言する際に前の人の意見に対する肯定的な感想を必ず挟むことを意識しました。

研究室訪問と面接(明治学院大学など)

明治学院大学では研究室訪問と小論文が課されました。 研究室訪問は6月に行い、調査途中の卒論と、大学院での研究計画の概要を持参しました。先生が聞き役に徹するタイプだったため、挨拶から自己アピール、逆質問まで私が主導する形式となり、沈黙の時間もあるなど圧迫面接に近い緊張感がありました。 他の方の話では、事前に話す内容が決まっていたり、オンライン形式だったりと学校や先生によって様々です。訪問が必須なのかも含め、入念な事前リサーチをお勧めします。 また、面接や訪問の対策として、教授への質問を3つほど用意しておくこと、そして痛いところを指摘された時の切り返しとして、「〜という考えでしたが、そこまでは思い至っていませんでした。もう一度検討し直します。貴重なアドバイスをありがとうございます」 というフレーズが役に立ちました。この3文は、実際の面接でも非常に有効でした。

小論文

小論文は、「臨床心理学論述」の授業が役立ちました。論述力は一朝一夕では身につかないため、授業への出席と課題提出を真面目に行うことが一番の近道です。

志望動機

志望動機に関しては、更生保護ボランティアや児童養護施設でのアルバイト経験を主軸に、「児童福祉に心理的立場から寄与できる人材になりたい」と、経験と将来のビジョンを地続きにしてアピールしました。確固たる経験という根拠があれば、面接で深く突っ込まれても安心して答えられますし、面接官の反応も良かったです。

KALSでの学び

KALSには2024年10月に入学しました。英語が不安だったため「パーフェクトコース」を選択し、自習室の設備や合格実績が決め手となりました。 夏休み前までは、授業外での勉強は1日1時間もできていませんでしたが、夏休みに入ってからは院受験をする仲間と共に、大学のフリースペースやKALSの自習室で毎日8時間程度勉強しました。私は家では勉強できない性格なので、いかに外に出るかが重要でした。SNSで勉強予定を発信したり、仲間と励まし合ったりすることがモチベーション維持に繋がりました。 KALSの個別指導では、やりたいことがまとまらない私の考えを整理・集約していただき、精神面でも前向きになれるようサポートしていただきました。本当にありがとうございました。

おすすめ図書

『心理院単(ナツメ社)』 英単語だけでなく、日本語訳である心理単語を理解できるかという心理用語確認用に使いました

『心理学キーワード&キーパーソン(ナツメ社)』 短くまとまっているため読み物としてもおすすめです。

受験生の皆様へ

まず研究計画書はいくら準備していてもギリギリまで固まらないものです。書類提出直前時期は計画書の作成・修正に充てられるよう前もって研究計画書作成に当てられるように予定を組むことをお勧めします。また、国会図書館の登録さえしていれば、足を運ばなくとも資料を取り寄せることができるので、時間があるうちに登録を行うと便利です。

長期にわたる受験勉強において最も大切なのは、心身の健康管理です。根を詰めすぎず、適度な息抜きを挟んでください。外の世界に触れることは、リフレッシュになるだけでなく、思いがけず試験や将来に役立つ経験へと変わるはずです。また、勉強はコツコツ積み重ねることが大切と言われますが、直前の追い込みが合否を分けることも事実です。私はそのラストスパートで間に合わせました。どうか最後まで自分の可能性を信じて、走り切ってください。応援しています。

注記

※1新宿本校でのみ対面実施をしている特別講義です。

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