はじめよう。まだ、未来は変えられる。

群馬大学 医学部 合格体験記 

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24年 群馬大学 医学部学士編入試験合格者 合格体験記

30代、男性。歯学部卒業。より学びたい気持ちと、医学教育と深く関わりたいという動機から、医学部受験を決意。2023年4月から本格的に勉強を開始。KALS通塾講座受講。翌年9月に群馬大学の一次試験通過後、10月に二次試験通過(最終合格)。

プロフィール

経歴

大学附属病院・診療所に勤務後、本格的に医学部学士編入試験の勉強ができる環境となり受験を決意。以前から断続的に生命科学や英語学習は取り組んでいたものの、医学部学士編入受験生としては充分な知識や、心構えが欠如した状態からスタートしました。

勉強方法

KALSに関して

医学部学士編入試験へチャレンジする上で、まずは勉強の方向性を定める必要があると考え、資料や指導実績の豊富なKALSが候補に挙がりました。その他手段として、インターネット上で必要な情報を入手する方法も考えましたが、情報の信憑性が判断しにくいこと、知識の断片化による理解不足が想定されたため、より体系的に学べるKALSを受講させて頂きました。また受講相談のお電話の際からとてもあたたかく丁寧に対応して下さり、安心して受講開始することができました。そしてKALS受講が始まると、先生の講義や教材のわかりやすさだけでなく、チューターの方々に対面やオンラインでのカウンセリングで親身になって対応して頂きました。

受験対策

大学ごとの過去問の傾向を分析し、求められる範囲とレベルを把握した上で志望校を決定し、勉強を進めていきました。そして過去問分析講座を必要に応じて追加受講させていただきました。KALSに保管されている資料を最大限活用し、チューターの方々と相談しながら進めていけたことが幸運にも合格につながったと感じています。

利用教材

KALSテキスト、過去問分析を中心にTOEFLリーディング教材など。振り返ると、生命科学に関連する数多くの教材や周辺知識に興味が湧き過ぎて、得点力が伸び悩んだことが反省点です。確かに医学に対するモチベーション向上には役立ったものの、目的を達成する手段としてはブレてしまうため、関心のある教材は完全な趣味として割り切ることが大切かと思います。合格後に読書する時間は充分あるので、スッキリとした気持ちで取り組む方が有意義です。また英語に関しまして、求められるスキルは大学によって大きく異なるため、ライティングあるいはリーディングが重要なのか、医学英語あるいは自然科学英語が必要なのか早めに把握することがおすすめです。

1日の勉強時間

非常にムラがあり、全く何もできない日もあれば、持続して集中できる日もありました。勉強の使命感によるプレッシャーに追われて体調を崩す日もあり、チューターの先輩方に相談したり、進学後の話題をすることに、とても救われました。勉強時間を考え過ぎて集中できないより、目の前の課題をひとつずつクリアしていく方が、結果的に長く継続できて収穫は多いです。そのためには自身の性格や行動パターンを充分に把握した上で、勉強スタイルをカスタマイズしていく必要があります。

スランプの克服法

しなければならないと強く感じて動けない時は、頭で考え過ぎてグルグル回っている状態かと思います。そのような場合、まずは身体を動かすことを優先したり自然の景色と触れ合った後で、勉強における最低限目標をクリアし、助走をつけていけばスムーズに移行できました。そして心から納得できる勉強法を選んでいくことも重要です。

家族の反応

本格的に受験を開始するまで、医学部学士編入試験のチャレンジを伝えるべきか何度も悩みました。また打ち明けてからも、本当に進学してもいいのだろうかと心の奥底にモヤモヤがありました。というのは、すでに社会人経験もあるにも関わらず、学生として再び生活するためです。確かに合格するまでは家族も私の将来を心配したり、不安は尽きなかったかと思いますが、いざ合格してみると、こころから喜んでくれました。現状での心配事は立ち位置が変わるとガラリと景色が変わるほど問題なくなるので、目の前の課題をクリアし、次に進んだ方が早いですし、選択肢も増えてきます。

不得意科目の攻略法

苦手意識がある科目はそもそも触れ合う時間が少ないから伸び悩むかと思います。一度で完璧にする必要はないですし、完璧など存在しないので、とりあえず一周ザッとテキストを流し読みして、二周目に理解しようとトライして、三周目に深く理解していく感覚が大切です。感覚が掴めてくると、自動的に手が動いてきたり、重要なキーワードがみえてくるので、一旦進めてみることは試す価値があります。またその道のプロ(講師の先生方)に相談することは近道です。

面接の攻略法

チューターの先輩方と志望理由書の段階から相談し、対話を重ねることで、自己理解が進んでいきました。二次試験対策(面接)には時間が必要なため、できるだけ早くから準備をおすすめします。またKALS面接対策の講座を受講し、自信をもって面接に臨めました。

その他

当時の自分に伝えたいこと

できるだけ早い段階から、目標としている方々が存在している環境に身を置くことが非常に重要です。例えば医学部学士編入試験では合格者であるチューターの方々が多数所属しているKALSという環境で、勉強計画だけでなく、工夫された点や進路を相談したり、進学後のイメージをもつことができます。そして合格に至るまでの過程が鮮明に描けてくると、漠然とした不安が薄れ、具体的な行動が伴ってきます。KALS受講前まで、断続的に独学をしていましたが、年齢を重ねるにつれて、個人のスキルだけでなく、仲間や場の大切さをひしひしと感じます。そして再び学ばせて頂いている時間や環境はかけがえのない機会ですので、現状を否定するのでなく、感謝しながら味わっていくと今後も豊かに過ごせる気がします。改めて、医学部学士編入試験を通じて関わってくださったKALSスタッフの方々、チューターの先輩方、先生方に心より厚く御礼申し上げます。この度は、合格させて頂き誠にありがとうございました。これから受験される方々は、もしKALSを選ばれる場合、目の前にある環境を最大限活用されることをおすすめします。