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島根大学 医学部 合格体験記 

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24年 島根大学(医学部)合格者 合格体験記

40代、男性。私立大学国際教養系学部卒業。
子の闘病経験から医学部受験を決意。2023年11月から本格的に受験勉強を開始。仕事と両立しながら、2024年10月島根大学に合格。

1 プロフィール

経歴

 大学卒業後、金融機関、国際協力機関、自営業、特別職公務員を経験。

受験結果

 (出願順)

大学名 書類 1次選抜 2次選抜 面接
大分大学 × - - -
鹿児島大学 - × - -
東京医科歯科大学 - × - -
福井大学 - 辞退
長崎大学 - - ×
島根大学 - -
富山大学 - × - -
琉球大学 - × - -
秋田大学 × - - -

進学先

 島根大学

医学部編入、学士編入を志したきっかけ・時期

 子の闘病経験がきっかけで、2023年11月に医学部編入を志しました。

2 勉強方法

KALSに入学した時期・KALSを選んだ理由・受講内容

 2023年11月に、その圧倒的な合格実績からKALSを選択し入学しました。受講内容は全てオンラインで、基礎・完成・実戦コースと、トップレベルゼミです。

志望校を選んだ時期・理由

 試験日程と受験科目から判断し、受けられるところは全て受けました。

入試までに勉強した科目

 TOEFL、生命科学

得意科目・不得意科目

 得意科目は英語。化学や物理、生物等の理系科目は学習の蓄積がほとんどありませんでした。

各科目の勉強法

 まず、勉強を始めた初期の段階で、複数のチューターの方から効率の良い勉強法を伺い、参考にさせてもらいました。
 以下、科目別に実践した勉強法です。

英語

 TOEFLについては、BEST MY TEST TOEFLというWebサービスを受講し、模擬テストをいくつか受けました。本番さながらに、スピーキングのテストも受けることができました。受講料は1年コースでも2万円程度で、TOEFLの受験料より安いです。おすすめです。
 英語がそこそこ得意であったことと、勉強に割ける時間に限りがあったことから、生命科学に集中するという戦略をとり、KALSの英語の授業は受けていません。医学論文に慣れるため、本番直前にKALSの英語テキストの長文を速読し、KALS単語リストの重要そうなものだけを詰め込みました。

生命科学

 勉強のスタートが11月からと遅れをとっていたので、まずは基礎から実戦コースまでの全授業を1.5倍速で受講し、生命科学の全容を大まかに把握することに努めました。完成コースの視聴を終えたタイミングで、実戦コースを受講しつつ、それまで手付かずだったワークブックを基礎シリーズから始めました。とても良い復習になり、知識が徐々に固まっていきました。最後の仕上げとして、1問1答式の用語問題集と要項集の練習問題を繰り返し読み、トップレベルゼミを受講しました。生命科学への理解が一段と深まりました。
 テキストやノートはボリュームが膨大になるので、知識の整理が必要だと感じた点を白紙に手書きで列挙し、クリアフォルダに入れ、本番直前はそれを頼りにしていました。
 なお、1問1答式の用語問題集については、もっと早い段階から読んでいれば良かったな、と反省しています。

KALS実力テスト、公開模試の目標設定、成績について

 学習の終盤でようやく、生命科学の偏差値が50を超える時が出てきましたが、安定感は十分ではなかったです。

おすすめ図書とその利用法

(英語)
KALSの単語リスト

(生命科学)
KALS 1問1答式 用語問題集
KALS 要項集

(その他)
 図書ではありませんが、生命科学で分からないことは、かなりChatGPTに質問しました。面接の練習にも使えてとても重宝しました。

1日の勉強時間

 日によってまちまちでした。平均をとると3〜4時間/日程度?ではなかったかと思います。

家族の反応など

 皆全力で応援してくれました。子どもと遊ぶ時間もあまりとれず、申し訳なかったと思っています。

スランプの有無とスランプ克服法

 時間が無い、時間が無い、と常に思っており、ゆっくり反省する時間も無く、ただただ階段をのぼっていくことだけを考えていたからか、スランプはありませんでした。

その他、受験勉強を経験した感想など

 英語に関しては、長文の音読の絶対量がものをいうように感じています。
 生命科学に関しては、基礎知識が絶対的に大切です。基礎知識を定着させるには問題を解くことが一番だと思います。私自身、確認テストを含め全てのテストを受験し、それを復習する時に関連する知識の反復学習が起こり、その瞬間に力が伸びたと感じました。
 面接については慣れも必要なので、KALSのチューターさんに何回か模擬面接をしてもらうことをおすすめします。私の場合、気付いた頃には予約が埋まっており取れず、初動が遅れたことを後悔しました。

3 その他

医学部へ編入するにあたっての抱負

 生きてきた時間が長い分、これまでの経験とこれから学ぶ医学の掛け算ができるよう精進します。

これから医学部編入を目指す方へエール

 KALSの授業を丁寧におさえていけば大丈夫!というのが、実績にも表れています。安心して受験してください。
 一つ、生命科学については、KALSでは難しい演習もありますが、色々な大学を受験し感じたのは、基本的な知識を確認される問題が大半であるということです。全てこなすことができれば理想的ですが、現実的には、難問のパズルを解くことよりも、基礎知識の定着に比重を置いた勉強法を採られることをおすすめします。
 また、大学とはきっと相性があるので、費用や時間の捻出が大変なのですが、できるだけたくさん受験されることをおすすめします。本番前の"締切効果"で勉強が捗りますし、本番を通じて自分の弱点を知り復習に繋げることで、試験を受けるたびに強くなっていきます。(似た問題が出ることも!)
 一生の思い出になるチャレンジだと思います。勉強楽しんでください!