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大阪大学 医学部 合格体験記 

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25年 大阪大学(医学部)合格者 合格体験記

25歳、男性。私立大学附属高校から内部進学で経済学部に進学。大学受験未経験かつ、高校時代は理数系科目未履修という状態から学習を開始。仕事や転職活動と並行しながら勉強を続け、2025年7月に大阪大学に合格。

合格体験記

1.プロフィール

医学部編入、学士編入に至るまでの経歴

私立大附属高校(内部進学)卒業後、同大学の経済学部に進学しました。卒後は会社員として数年間AI関連の職務に携わりました。

受験開始時の学力レベル

高校が附属校だったため、カリキュラムは一般の高校と大きく異なっており、受験科目はすべて小中学生レベルからのスタートとなりました。

当時の学力イメージは以下の通りです。

物理:重力定数を知らない、地球が回転しているか静止しているか分からない
化学:ナトリウムイオンの価数がわからない、プロトンの意味が分からない
生物:光合成の断片的知識のみ
英語:高校受験以来、長文を読んでいない
数学:三角関数・指数・対数など未履修

受験先と受験結果

大阪大、浜松医科大(2023年のみ)、大分大(2025年のみ)を受験し、大阪大学から最終合格をいただきました。

志望校を選んだ時期・理由

入校当初から大阪大学を第一志望と定めていました。研究に強みを持つ総合大学であり、他学部との連携や産学協働、社会実装にまで携われる点に魅力を感じたためです。また、立地面や個人的事情も加味し、他校の合格があった場合も進学するつもりはありませんでした。

2.勉強方法

得意科目・不得意科目

得意科目:物理
→ 基礎を押さえれば汎用性が高く、得点も安定します。時間対効果が抜群だったため戦いの主軸としました。

不得意科目:TOEIC
→ 長文読解に対する苦手意識が強く、速読が求められるTOEICとは非常に相性が悪かったです。

得意科目を伸ばすために特に工夫したこと/不得意科目攻略のために特に工夫したこと

得意科目は過集中してしまうことが多かったため、無駄な学習をしないことを心掛けました。勉強時間を計測し、得意科目ばかり勉強しすぎないようにしました。

また、不得意科目については、不得意であることを受け入れ最低限の勉強で割り切りました。現にTOEICの勉強はほとんどしていません。

各科目の勉強法

TOEIC

時間がなかったこともあり、勉強しませんでした。
結果的に855(=81点)と、合格者のレベルを考慮するとやや心許ないスコアでしたが、合格自体はできました。
最低限の点数を取得したらそれ以上は割り切ることが功を奏しました。
TOEICは1-2年で傾向がすこし変化する印象があるため、TOEICテストの速報動画(例. メディアビーコン社等がYouTubeにアップロードしている動画)を本番前に軽く見ることで、TOEICの最新傾向を掴んでいました。

生命科学

Kalsを受講し、並行して過去問を解きました。Kalsの教材はよく練られており、特に要項集は重宝しました。
当時の反省点としては、当時は基礎シリーズを受講せず、いきなり完成/実戦シリーズを受講したので、タンパク質と細胞の違いすら区別できていませんでした。その結果、点数が95/150付近で頭打ちし、極めて非効率でした。
それでも95点/150点程度は取得可能であったことから、基礎の補強を行いながらも強みである記述力の強化に努めました。合格者等に答案を見てもらい、添削やFBしてもらっていました。
基礎シリーズで習う内容の勉強をしっかりと行うこと、また、有識者に教えを乞い、基礎の理解ができているか確認してもらうことが効果的だと思います。

物理・化学

頒布会で挙げられている参考書を適宜解きつつ、阪大の過去問を解きました。わからない部分や専門的なテキストは友人に頼りました。また、数学の勉強も並行して行いました。高校数学を履修してない人は高校数学の勉強も推奨します。
近年の物理・化学は難化が凄まじく、2024年実施の試験では受験者母集団が理系出身者中心であるにもかかわらず、平均点は化学10.4点、物理22.1点です。そのような難易度の問題でも4-50点取れることを目標に勉強していました。阪大合格者の主な層は東大薬学部や理工系大学院出身者なので、彼らを基準に本番で取るべき問題と解けなくてもいい問題の見極めを行っていました。

小論文

Kalsを受講しました。頻出トピックが必要十分にまとめられており、短時間で周辺知識をさらうことに有用でした。本番ではKalsで扱っていた内容がほとんどそのまま出題されたため、極めて効率的に対策ができたと感じています。

面接

博士課程の友人と面接練習を行い、アカデミア系の面接の特徴を学びました。企業就活経験や転職経験から面接慣れはある程度していたのですが、アカデミックな面接は企業での面接と少々異なる部分もあるので、それについては注意が必要だと感じました。
2025年度に圧迫面接の噂もありましたが、自身のケースでは穏やかな進行でした。

1日の勉強時間

仕事や転職活動と両立していたため、本番4-5ヶ月前迄は1日1-2時間程度、多忙により全く勉強しない期間もありました。土日や休暇時は1日8時間程度の勉強をしました。また、本番直前期は連続休暇を取得しました。

受験勉強をしていると勉強時間の多寡にフォーカスしがちですが、本番で点数が取れれば勉強時間が多くなくても問題ないと考え、とにかく本番で点数を取ることのみに集中しました。文系出身でゼロからスタートの私が理系出身の方に勉強時間・知識で勝ることは不可能だと考えていたため、集中力や思考の深さで勝負しようと考えていました。

スランプの有無とスランプ克服法

長らく受験勉強をしていると気持ちもダレてしまいがちになりますが、そのような時には受験応援として贈られた高級ボールペンを使って勉強することでモチベーションを保っていました。
直前期は勉強時間よりもコンディションの維持に気を配っていました。

家族の反応など

当初は学費や将来への不安から反対されていましたが、合格後は非常に喜んでもらい、経済的な支援も約束してもらえました。

3.最後に

これから医学部編入を目指す方へエール

最初に阪大を第一志望校に掲げた際は全員に反対されましたが、受験を重ねるにつれて応援や期待の声が増えていきました。周囲の声に耳を傾けつつも、譲れないものはご自身の信念を貫いてください。