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山口大学・福井大学 医学部 合格体験記 

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25年 山口大学・福井大学(医学部)合格者 合格体験記

30代、国立大学文系学部卒。金融業界で約8年間従事後、メンタルヘルスの重要性を感じ、2025年4月に退職。医学部編入に挑戦し山口大学医学部に合格。

合格体験記

1. プロフィール

医学部編入を志したきっかけ

大学を卒業後、金融業界でメンタル不調に悩む顧客や社員と関わる中で、「医療者の立場でメンタルヘルス支援ができる立場で働きたい」という思いが強まり、医学部編入を志した。

受験先と受験結果

25年度

受験校 書類 筆記試験 面接
長崎大学 ×
福井大学
琉球大学 ×
富山大学 ×
金沢大学 ×
山口大学

志望校を選んだ時期・理由

本格的に勉強を始めたのがかなり遅かったため、2科目型の大学かつ、受験期後半に受けられる大学をメインに考え、受けられる大学をすべて受験した。福井大学、琉球大学、山口大学は化学や物理系の出題可能性もあるため、過去年度の問題を受験校決定時に確認し、過去の合格者歴に文系出身者や2科目型の受験者がいることを確かめ、受験を決定した。

KALSに入学した時期受講と選んだ理由

2025年春に入学。ネットでの情報収集には限界があり、最短で合格するには情報収集が必須と考え、受講を決意した。25年度は2科目型の受験を考えて、もし落ちたら翌年度に4科目型に切り替えようと考えたいたため、念のため4科目型を受講した(実際には生命科学の受講にとどまった)。

2. 勉強方法

勉強した科目

勉強時間がなかったため生命科学を中心に勉強し、英語は隙間時間に勉強した。生命科学は基礎シリーズ、完成シリーズ、実戦シリーズを受講した。TOEFLは社会人の時に取得していたため、医学英単語を中心に勉強した。

得意科目・不得意科目

得意:生命科学、英語
不得意:化学や物理は時間がなく、ざっとしかできませんでした。

科目別勉強法

生命科学

・基礎・完成シリーズのテキストを通して生命科学で求められる知識の全体像をつかんだ。大体2周程度まわした。その後は実戦シリーズのテキストに移行し、生命科学で求められる知識の全体像を把握した。時間がなかったことから、基礎シリーズは一問一答を答えられることを目標にした。その後は、完成シリーズのワークブックに加えて、要項集の各章末尾項目にある過去問を答えられるように準備した。要項集は非常に良いテキストであり、テキストを1周してから取り掛かると断片的な知識がつながるため、問題が解けるようになると感じた。

・実際に受験をした際に、井出先生が授業でまとめられた内容が各校で出題されており、テキストやワークブックの問題を覚えるだけでなく板書の内容を細かく暗記しておくことが大事だと感じた。どうしても理解できない箇所も出てくるためAIを駆使しながら、その背景知識を含めて納得できるまで理解を進めた。

・本番で点数をとれることが大事であり、早めに受験校を決めてどのような問題が出るのかを意識しながら勉強を進めるのが効率は良いと感じている(一方で何も理解できていない状態であれば、どんな問題かも理解できないため、一周し終わった段階で過去問を深く見てみるのがよい)。

英語

英語は単語がすべてであると考えており、医学部英単語を覚えることは必須である。もともと英語が得意だったが、単語が読めず太刀打ちできなかったため、コツコツと覚えることが肝要。また、私は先に生命科学ばかりをやってしまっていたので、あとで最初からやっておけばと後悔した。TOEFLの対策については、中国版のTPOを利用して本番に近い形で勉強をした。特にTOEFLは一朝一夕では点数が伸びないので、早めにやっておくのが大事。80点を目標にしていたが、受験時に提出したのは76点だった。

その他の科目

山口大学で物理や化学の知識が必要だったため、世界一わかりやすいシリーズのテキストを活用した。手を付け始めたのが非常に遅く、山口特有のマークシートであれば答えられる程度の記憶と理解を行う最小限にとどめた。

模試・実力テスト

受講開始から試験まで時間がなかったこともあり、模試はマークシートタイプのものしか受験しておりません。受講時期や模試の時期により自身の立ち位置がわかりづらくなることもあるため、自分の中である程度受験レベルに到達したと思える段階で、過去の模試を利用して自己採点で立ち位置を確認した。また、本番では記述量が多い大学など各種特徴がみられるが、時間内にしっかりと解ききることが大事であり、時間を意識して模擬試験に臨んでいた。

勉強時間と工夫

4月に退職をしたこともあり、勉強のペースが最初はなかなかつかめなかった。退職直後は1日6〜7時間、直前期は9時間前後勉強に充てていた。受験で大切なのは危機感であると思っているが、編入試験の悩みとして自分がどの立ち位置にいるか非常にわかりづらく、危機感が醸成されづらかった。今思えば前半期の大学(大分大学など)を受験してもよかったと思う。

スランプと克服法

・周囲の人間が働いている中で受験勉強をするというのは、思ったよりもきつい作業であり、メンタルケアがこの編入試験において最も大事だと感じた。比較的大きな会社を退職していたことから、後戻りできないプレッシャーと受験直前期で勉強が間に合っていない焦りから、思うように勉強ができない時期があった。心の整理としてこれは受験であり、知識を詰め込んだ人間が勝つ勝負だと言い聞かせ、勉強に集中することができた。

・現在社会人で受験しようと志している方がいれば、退職してもし受からなかった場合のセーフティネットはしっかりと確保して受験に臨む方が精神衛生上は非常に良いと思います。

その他

書類と面接対策

4月から勉強を本格的に始め、受験校選びを行ったのが5月ごろだったため、もっと準備が必要だったと感じている。面接を想定して書類を作成することができなかったのが、面接で非常に苦労した要因になった。GPTやGensparkというAIのアプリを利用し、自身のこれまでの経歴、なりたい医師像、過去(経歴)と未来(医師像)をつなぐ上でなぜその大学に入りたいかを丁寧に考えました。出願の際には、大学や地域特性、行われている研究を調べ、大学や初期研修、後期研修において、どこで何を学びたいかまで明確にしておくとよいと思います!

反省点・やってよかったこと等

面接で実際に話すことを意識して書類を作れなかったこと。これから受験を控えている人は、面接を志望理由などの整理を行うとよいと思います。そしてとにかく人に見せること。恥ずかしいと思いますが、自分にない視点やわかりづらい点をつぶしこみましょう。

勉強面では迅速な理解とアウトプットが大事です。記憶には理解が大事であり、理解するには実戦シリーズまで受講し全体像を把握することが大事です。とにかく一通り回し、つながった知識を頭の中でアウトプットしたり、時には紙にまとめ自分の頭に定着させるのがよいと思います。

4. これから医学部編入を目指す方へ

現在社会人で勉強時間がなかなか確保できない方や、退職を検討されている方もいらっしゃると思います。編入試験で大切なのは地頭というより、メンタルコントロールとひた向きにつぶしこんでいく力だと思います。なぜこんなにリスクを冒して挑んでいるんだろうと後悔した時もありましたが、最後の一校で合格をいただくことができ、今では本当に挑戦してよかったと心から思っています。一度きりの人生なので、悔いのないよう頑張ってください!応援しています!!