25年 山口大学・滋賀医科大学(医学部)合格者 合格体験記
26歳、男性。国公立大学薬学部卒業見込み。友人の急性疾患がきっかけとなり、医師への思いが再燃し、受験を決意。2024年4月から本格的に受験勉強を開始。大学の学業と両立しながら2025年11月山口大学、滋賀医科大学(追加)に合格。
合格体験記
1 プロフィール
医学部編入、学士編入に至るまでの経歴
大学受験で医学部を目指して2浪するも合格できず、薬学部に入学しました。大学在学中の友人の急性疾患がきっかけとなり、再び医師を目指すことを決意した。2024年4月にKALSに入学し、受験勉強を開始しました。
受験先と受験結果
| 受験先 | 1次試験 | 2次試験 |
|---|---|---|
| 鹿児島大学 | ×(筆記) | ― |
| 大分大学 | 〇(書類) | ×(筆記) |
| 愛媛大学 | 〇(筆記) | ×(面接) |
| 島根大学 | 〇(筆記) | ×(面接) |
| 群馬大学 | ×(筆記) | ― |
| 滋賀医科大学 | 〇(筆記) | 〇(追加) |
| 山口大学 | 〇(筆記) | ◎(進学先) |
進学先と進学先を選んだ理由
山口大学に進学します。理由としては、将来的に私の出身地に近い中四国エリアで救急科専門医をとりたいと考えているからです。
2 勉強方法
KALSに入学した時期・KALSを選んだ理由・受講内容
2024年4月に入学しました。倍率が高く、過去問をはじめとする情報を入手しにくい学士編入試験に最短で受かるには予備校に通う必要があると考え、過去の合格実績を見てKALSへの入学を決意した。
受講内容:
2科目スタンダードコース(通信)
志望理由書個別指導
個別面接対策
志望校を選んだ時期・理由
チューターの方々、永川先生に相談して2025年2月に最終決定した。
高校で化学・生物選択であり、物理が苦手だったため、物理(高校レベル)、化学(大学レベル)までが出題される2・4科目校でかつ臨床医を求める大学を選んだ。
入試までに勉強した科目
生命科学、英語外部試験(TOEIC)、英語、物理、化学、統計、数学、小論文
各科目の勉強法
KALSの通信講座の授業は全てiPadに入れたGoodnotesを活用して受講した。私の反省点も記載していますので、参考にしていただければ幸いです。
生命科学
1回目の受講で授業内容を完璧にしてから次の授業を受講していくと受講ペースが遅くなり、受験に必要な演習を積めない恐れを感じたため、受講ペースは早めにして、授業を見返す中で理解することができるようになりました。基礎+完成シリーズのワークブックは3周しましたが、実戦シリーズのワークブックは1周しか出来ていません。基礎+完成+実戦シリーズのテキスト及びワークブックで出来なかった記述問題に加え、要項集の問題をWordに入れて理解できている部分には蛍光マーカーを引いて、理解できていない部分や自分の成長度合いが常にわかるようにしていました。
反省点としては、基礎シリーズの1問1答を全くしておらず、2025年3月から本格的に始めたため、基礎が固まっていなかったことが前半校の筆記不合格の要因だと考えています。なるべく早く1問1答の内容を全て頭に入れることが大事だと思います。
英語外部試験(TOEIC)
2024年から勉強を開始し、出る単特急金のフレーズ、文法問題でる1000問、公式問題集を使用しました。また、リスニングにはabceedを活用しました。2024年9月に795点を取得し、受験を終了しました。TOEICのスコアを受験年度の前年にとっていたことで、編入試験の勉強時間を確保できたことがよかったと感じました。
英語
研究室で英語の論文を読む機会が多く、苦手意識はなく、好きな科目でした。そのため、あまり勉強時間は生命科学ほど費やさず、医学英語演習講座を受講し始めて以降は1日1時間は長文を読んだりして、英語に触れない日を作らないことを意識しました。反省点としては、医学英語演習講座の添削を受ける中で得点に一喜一憂していまい、どの箇所が得点になっていないのかを把握できていなかったことです。
物理
宇宙一わかりやすい高校物理を使って基礎固めをした後、物理のエッセンスとKALSの授業を使って演習を積みました。苦手だったため、物理のエッセンスの最も難しいランクの問題は解いておらず、センターレベルまでの問題は最低限解けるようにしました。
化学
KALSの授業を受講後、重要問題集を2周ほどし、ときどき高校で使用した教科書を読んで復習していました。比較的得意科目だったことと物理に時間を費やしたため、あまり時間を費やしませんでした。
統計
統計の出題歴がある鹿児島、大分大学の受験前の2ヵ月前より本格的に始めましたが、理解することに時間を要したため、もう少し早い時期から生命科学に余力があれば取り組んでいればよかったと思いました。KALSの授業に加え、「医療統計わかりません!!」を使用しました。
数学
滋賀医科大学受験の1ヵ月前より過去問に加え、チュートリアル代数・解析の4回の授業を見て、試験対策をしました。山口大学に対しては過去問の再現問題しかする余裕がありませんでした。
小論文
群馬大学受験の2週間前より慌てて小論文講座のはじめの3講だけ受講し、小論文の書き方を理解した。面接に進むにつれて小論文講座の教科書で扱われているトピックの内容を理解しておくと面接で医療問題について質問された際に有利だと気付いたが、生命科学の比重を減らすことは筆記試験不合格に繋がると考えたため、小論文に時間を掛けることはしませんでした。
KALSの成績について
第1回公開模試
| 科目 | 得点 | 偏差値 | 順位 |
|---|---|---|---|
| 生命科学 | 138 | 75.1 | 2/159 |
| 英語 | 71 | 67.0 | 11/143 |
| 物理 | 14 | 42.6 | 59/81 |
| 化学 | 53 | 60.1 | 13/80 |
第2回公開模試
| 科目 | 得点 | 偏差値 | 順位 |
|---|---|---|---|
| 生命科学 | 70 | 62.4 | 15/132 |
| 物理化学 | 48 | 55.1 | 29/92 |
受験勉強で苦労したこと
想像以上に志望理由書の作成に時間が掛かりました。具体的には、2024年9月より本格的に作り始め、2025年3月に最終的に完成しました。その後、受験を重ねていく中で少しずつブラッシュアップしていきました。また、出願準備にかなり時間を奪われ、受験直前の7月は勉強時間が少なくなり、非常に焦りました。そのため、外部スコアの取得、志望理由書の作成、生命科学の基礎固めをいかに早くしているかが重要だと感じました。
そして、受験勉強以上に精神面で苦労しました。卒業見込みということで周囲の同級生が就職が決まっていく中、前半校の筆記試験で不合格となった際には辛かったです。また、面接で不合格となった際には筆記試験で不合格となった以上に苦しく、私自身の医師に対する適性を不安に思ったこともありました。
3 その他
医学部へ編入するにあたっての抱負
将来は、幅広い急性疾患に対応できる救急科専門医となり、抗菌薬の適正使用を行いたいと考えています。そして、地元の医療に貢献したいです。
これから医学部編入を目指す方へエール
私自身これまで合格してきた先輩方の経歴を見て、有名大学出身ではない私が合格できるのかと何度も不安になり、諦めそうになりました。2次試験で初めて手応えがよかった滋賀医科大学の不合格の際は辛かったですが、2日後の山口大学の面接に向けて切り換え、合格を掴むことができました。過去の合格体験記にもあるように絶対に医師になるという強い思いで最後まで諦めなかった人が報われる試験だと感じました。そして、合格した際には私以上に家族、先生方、友人が喜んでくれました。受験をしてきてそのことが一番嬉しく、最後まで諦めずにやってよかったと思い、プレッシャーから解放された瞬間でした。KALSの授業、チューター制度を利用して多くの受講生が合格を掴むことを心から願っています。