25年 愛媛大学(医学部)合格者 合格体験記
20代、女性。私立大学看護学部卒業。看護師として勤務した経験から医学部受験を決意。2023年夏頃から本格的に受験勉強を開始。仕事と両立をしながら2025年9月愛媛大学に合格。
合格体験記
プロフィール
●医学部編入に至るまでの経歴
高校卒業後は私立大学看護学部に入学。大学卒業後、大学病院、クリニックで看護師として勤務。
受験先と受験結果
1年目(2024年)
| 受験校 | 結果 |
|---|---|
| 鹿児島大学 | 1次× |
| 大分大学 | 1次(書類)× |
| 長崎大学 | 1次× |
| 富山大学 | 1次× |
2年目(2025年)
| 受験校 | 結果 |
|---|---|
| 鹿児島大学 | 1次× |
| 大分大学 | 1次(書類)× |
| 愛媛大学 | 1次⚪︎2次◎(進学先) |
| 長崎大学 | 1次⚪︎2次辞退 |
| 福井大学 | 1次⚪︎2次辞退 |
| 富山大学 | 1次× |
| 滋賀医科大学 | 1次× |
●医学部編入を志したきっかけ・時期
看護師として働くなかで、より疾病への理解を医学的に深めたい思いが強くなった。また、入院中〜退院後まで一貫して患者さんに関わり"続ける"ことが、再発・再入院予防にも重要であり、自身が医師として、チームを統合し、入院中〜退院後まで、患者を継続的に支えたいと感じるようになった。また、高校の時は医学部受験は考えていなかったが、薦められたことはあり、一度きりの人生、挑戦してみても良かったのではないかという思いが徐々に大きくなり、大学病院で看護師として3年間勤務したのち、2023年4月にKALS入校した。
2.勉強方法
●KALSを選んだ理由・受講内容
周りの家族や友人、ネット等通じてKALSの存在を知り、入校前にオンライン説明会で合格された先輩方の話を聞き、圧倒的な情報量とサポート体制が整っていると感じ、大学病院を退職後すぐに入校を決意した。
・2024年(通信)
基礎+完成+実戦+物理化学シリーズ
・2025年(通信)
医学英語演習のみ
●志望校を選んだ時期・理由
高校時の勉強を思い出すところから始めなければならず、勉強し始めた年(2023年)に受験する自信はなかったので 、1年目(2024年)は2科目型で受験した。しかし、全て不合格であったため、チューターさんのアドバイスもあり、2年目(2025年)は幅を広げて4科目型で挑戦した。KALSの情報や過去問等をみて、高校範囲までの物理化学で対応出来そうな志望校に絞った。
●得意科目・不得意科目
得意科目:生物・英語・化学
不得意科目:物理・数学・統計
高校の時は生物化学選択であった。物理は物理基礎までしかやっておらず、ほぼ初学の状態であった。
●入試までに勉強した科目・勉強法
英語
基本的にはKALSの教材を中心に、医学英語の文章に慣れていった。TOEICの点数は早めに獲得したいと思い、2023年の夏頃に受験した(845点)。
・医学英語単語帳:KALS単語帳、「トシ、1週間であなたの医療英単語を100倍にしなさい。できなければ解雇よ。」
・TOEIC教材:公式過去問題集、「2ヶ月で攻略TOEICL&Rテスト900点!」「TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ」
生命科学
・KALSテキスト、ワークブック
・確認テスト
・一問一答用語問題集
・要項集
・トップレベル生命科学テストゼミ
・復習テスト、実力テスト、公開模試
・過去問分析講座
全てKALSの教材を使用して勉強した。
配信授業は板書を取りながら、先生の雑談も聞き漏らさずメモしていた。疑問が生じた部分は分かるまで繰り返し視聴し理解することを大切にしていた。授業後は確認テストやワークブックで復習して、間違えたところに関しては板書ノートに付け加える形でまとめていた。完成・実戦ワークブックは、間違えたところを繰り返し解いて、4〜5周ほどした。
先生の解説で理解が深まることを実感していたので、間違えたところは丁寧に解説を読んで復習していた。また、板書ノートにインデックスをつけて、分からないことがある場合すぐに、辞書のようにノートを引けるようにしていた。直前期には要項集も読み、理解が足りていなかった箇所はマーカーを引く、まとめを書いた付箋を貼る等して自分なりのオリジナル要項集を作っていた。
物理
ほぼ初学の状態から始めた。
・KALSスタンダード物理(物理化学シリーズまでは手が回らなかった)
・Youtube「Try IT」「ヨビノリ」「たのしいぶつり」
・「漆原 晃の物理基礎・物理[力学・熱力学][波動・原子][電磁気]が面白いほどわかる本」
・「漆原の物理明快解法講座」
書店で様々な参考書に目を通し、自分が1番理解しやすく、自分に解法が合っていると思う参考書を購入した。教材と問題集はなるべく同じ著者のものを購入して学習していた。
化学
高校時代から時間が経っており、ほぼ初学の状態から復習した。
・スタンダード化学(物理化学シリーズまでは手が回らなかった)
・「フォトサイエンス 化学図録」(参考程度)
・「橋爪のゼロから劇的にわかる[理論化学][無機・有機化学]の授業」
・「入門問題精講」
数学
滋賀医大対策で数学に取り組んだが、下記に加え高校時代の教科書や参考書を学習した程度で、苦手意識も強く十分な学習は出来なかった。
・KALS基礎シリーズ 物理化学を学習するための数学
・大学数学に関しては全くの初学であり、KALS石井先生の「チュートリアル 代数・解析」を視聴し学習した。
統計
苦手意識があり、KALSの授業も視聴したが、私には難しく、下記テキストや大学時代の教材を参考に学習した。
・「医療統計 わかりません!!」
小論文
下記に加え、どのようなトピックが話題なのか、日々ニュースをチェックするようにもしていた。
・KALS小論文
・「赤本メディカルシリーズ 医学部の実戦小論文」
・「赤本メディカルシリーズ 医系小論文最頻出論点20」
志望理由書
志望理由書は早めに取り掛かることをオススメします。私は、志望理由書の作成時に、「今の職業を辞めてまで医師になりたい理由」を深く考えすぎてしまって、上手く文章化出来ず、憂鬱になり勉強に集中出来なかった時期がありました。
クリニックの院長先生やチューターさんに添削していただき、志望理由書が固まってきてからは、自分が医師になりたい理由が明確になり、勉強にも集中出来たように思います。ブラッシュアップ含め完成するのに半年弱はかかったと思います。
モチベーション維持のためにも早めに文章化しておくと良いと思います。
●1日の勉強時間
大学病院を退職した後は、クリニックでパート勤務しながら勉強していた。とてもありがたいことに院長先生のご理解もあり、受験期間中は柔軟にシフト調整をしてくださり、勉学に集中することが出来た。仕事がある日(週5日 午前勤務or午後勤務のどちらか)は1日6-8時間、ない日は10-12時間程度勉強していた。
●家族の反応
はじめからずっと応援し続けてくれていました。合格の報告をした時には家族全員がとても喜んでくれました。受験地までは母も一緒について来てくれて、身の回りのサポートをしてくれましたし、毎回心強いエールをもらい心の支えになっていました。とても感謝しています。
●スランプの有無とスランプ克服法
受験期間も長く、勉強しているうちに、「本当に受かるのかな…こんな私が」と弱気になってしまうことも多々ありました。1年目の筆記は全滅でやる気を失っていたところ、成績開示をしたら割と惜しいところまで来ていて、逆にやる気が出て来たという記憶があります。自分の弱さに向き合いながらも、もう1年自分を信じてみた結果、合格をいただくことが出来ました。自分を信じるって、簡単じゃないけどとても大切なことです。未来の不安に駆られ、メンタルが弱っていた時には"とにかくやり切る。自分の限界までやってダメだったら、それはそれで運命。やり切ることが大切だ"と言い聞かせ、今目の前のことに集中することを大切にしていました。"やり切ることが大切"という言葉はチューターさんから掛けていただいた言葉で、チューターの方々の言葉にもたくさん救われました。ありがとうございました。
3.その他
●これから医学部編入を目指す方へエール
高校の時の受験とは違い、転職昇進結婚出産等周りの友人の環境もどんどん変わるので、自分だけ取り残されているような、先が見えない暗闇の中を歩いている気分になることもありました。人と比べるわけではないですが、どうしても不安になることが多い試験だと思います。ですが、人生に正解はないですし、自分を信じて歩めば、必ず光が見えてきます。一生暗闇なわけではありません。同じような環境で頑張っている仲間がたくさんいるんだと、私自身、この合格体験記をみて、たくさん勇気をもらっていました。この体験記が少しでも、編入を目指される方のお力になれたら幸いです。応援しています!
最後に
KALSの先生方、チューターの皆様、スタッフの皆様に心より御礼申し上げます。KALSという希望があったからこそ、頑張ることが出来ました。本当にありがとうございました。