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旭川医科大学 医学部 合格体験記 

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25年 旭川医科大学(医学部)合格者 合格体験記

30代、男性。私立大学システム理工学部卒業。 知人の医学部入学や消防士の経歴から医学部受験を決意。2022年5月から受験勉強を開始。 22年と23年は仕事と勉強をして、24年からフリーターになり受験開始。25年に旭川医科大学に合格。

合格体験記

医学部編入を志したきっかけ

私が医学部学士編入を目指すようになったきっかけは、ある知人との出会いでした。その方は40代で医学部に一般入試で合格された方であり、社会人としての経験を積んだ後でも医学を志し、実際に医師への道を切り開いた姿に強い衝撃を受けました。その挑戦の経緯や、医学部での学び、学生生活について話を聞く中で、「年齢やこれまでの経歴に関係なく、もう一度大学で学び、医師を目指すことができる」という事実を実感し、私自身も再び学問に向き合うことへの強い憧れを抱くようになりました。

消防士としての経験と医師への決意

私は前職で消防士として勤務し、救急隊員として救急車に乗務していました。現場では、突然の事故や急病によって日常が一変した方々と数多く関わり、限られた時間と資器材の中で最善の対応を行う必要がありました。その中で、救急隊としてできる処置には限界がある一方、医師が持つ医学的知識や判断力によって救命や予後が大きく左右される場面を幾度となく目の当たりにしました。こうした経験から、救急医療をはじめとする医療全体に対する関心が次第に高まり、「より専門的な知識と責任を持って患者に向き合いたい」という思いが芽生えるようになりました。そして、自身のこれまでの社会人経験を生かしながら医師を目指す方法として、学士編入試験に挑戦することを決意しました。

KALS受講開始と基礎固めの一年

KALSの受講を開始したのは2022年5月です。当時はフィットネス業界で働きながら、2023年度受験を目標に勉強を進めていました。しかし、受験が近づくにつれてKALSのテストを通して自身の到達度を客観的に把握する中で、現時点では合格水準に達していないと感じるようになりました。安易に受験するのではなく、将来につながる学習を優先すべきだと判断し、2023年は受験を見送り、「基礎力を徹底的に固める一年」と位置づけました。この期間は仕事と勉強を両立しながら、学習習慣の確立と理解の定着に重点を置いて取り組みました。その後、正社員として勤務していた会社にアルバイトとして再雇用していただき、時間の融通を利かせながら2024年度の受験に臨みました。

2024年度受験と反省点

私は理系出身で物理学科を卒業していましたが、英語に対する苦手意識が非常に強かったため、主に4科目校を中心に受験しました。受験校は香川大学、高知大学、島根大学、山口大学、滋賀医科大学、福井大学、群馬大学、北海道大学、旭川医科大学、琉球大学です。結果として福井大学の一次試験に合格しましたが、二次試験で不合格となりました。この年の受験を振り返ると、反省点は明確でした。一つは、4科目校であっても自身の物理・化学の実力以上に出題難度の高い大学を選んでしまったことです。もう一つは、事前提出資料の作成に予想以上の時間を要し、直前期の学習時間を十分に確保できなかったことです。特に事前提出資料は完成度を高めるために多くの時間が必要であり、結果として直前の対策が不十分なまま提出してしまったと感じています。ただし、これらの反省点を改善すれば、翌年は一次合格を狙えるという手応えも得ることができました。そのため受験校を一部見直し、英語学習にも本格的に力を入れたうえで、受験を継続することを決めました。

2025年度受験と旭川医科大学 最終合格

2025年度受験もフリーターとして臨み、受験校は大分大学、高知大学、愛媛大学、島根大学、北海道大学、長崎大学、滋賀医科大学、群馬大学、旭川医科大学としました。その結果、長崎大学、群馬大学、旭川医科大学で一次試験に合格しました。長崎大学では初めての面接試験に臨みましたが、事前提出資料の内容に対する質問が多く、話の軸が次第にずれてしまい、自分の伝えたい思いを十分に表現できないまま終わり、不合格となりました。群馬大学ではその反省を生かし、志望理由は比較的整理して伝えることができましたが、生命科学の質問に加えて、消防士としての経歴に関連した解剖学的な質問を受け、十分に答えることができず、不合格となりました。旭川医科大学では、それまでの二校での反省が大いに生かされ、落ち着いて面接に臨むことができました。面接終了後も大きな不安はありませんでしたが、周囲との比較ができないため結果を待つ間は不安もありました。最初は不合格通知を受け取りましたが、その後繰り上げ合格の連絡をいただき、家族や友人にようやく合格を報告することができました。これまで支えてくれた人々への感謝とともに、強い安堵を感じた瞬間でした。現在は旭川医科大学への入学を予定しています。

勉強方法(生命科学・英語)

受験期の勉強方法としては、とにかく勉強量を重視しました。休日はもちろん、仕事の日でも休憩時間や通勤時間、移動時間を活用し、生命科学と英語を中心に学習しました。机に向かえない時間は英単語、机に向かえる時間は生命科学や英語長文といったように、状況に応じて学習内容を切り替えていました。生命科学は授業動画やノートを繰り返し見直し、用語に慣れ、概念理解を深めることを意識しました。受験年には教科書やワークブックを何度も周回し、分からない問題はすぐに答えを確認することで理解を優先しました。英語については、1年目はほとんど読めない状態でしたが、編入の過去問やKALS模試の過去問など、答えのある新しい英文を繰り返し読むことで、次第に読解力が向上しました。2年目には英語が足を引っ張らなくなり、最終的には二科目校でも合格できる水準に達したと感じています。英語に苦手意識のある方には、答え付きの新しい英文を数多く読むことを強く勧めます。私は直前期にChatGPTを活用し、医学系の英語長文問題を作成してもらい、和訳とともに演習を行っていました。

これから受験される方へ

これから受験される方へのアドバイスとしては、事前提出資料や資料請求はできるだけ早く行い、全体のスケジュールを明確に立てることです。そうすることで直前期の学習時間を十分に確保できます。また、受験直前までは勉強の質よりも量を意識することが重要だと考えています。決して簡単な試験ではなく、社会から取り残されたような孤独を感じることもあるかもしれませんが、その分、合格したときの喜びは非常に大きなものです。どうか諦めず、強い意志を持って挑戦し続けてください。