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金沢大学 医学部 合格体験記 

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25年 金沢大学(医学部)合格者 合格体験記

22歳、男性。私立大学保健学部臨床検査技術学科卒業。研究活動を通じて医師の役割と重要性を強く実感し、医学部への進学を志す。2024年4月(学部4年次)より本格的に受験準備を開始し、臨床検査技師国家試験・細胞検査士認定試験・研究活動と並行しながら学習を継続。2025年11月、金沢大学医学部に合格。

プロフィール

医学部編入、学士編入に至るまでの経歴

弟が幼少期にがんを患ったことをきっかけに、高校生の頃から医学部進学を志していました。しかしその時は志望を断念し、私立大学保健学部臨床検査技術学科に進学しました。大学1年時、大学の先生との出会いが大きな転機となり、研究の道に進み始めました。研究を深める中で、医学研究における医師の役割の大きさを強く感じるようになり、高校時代に抱いていた「医師になりたい」という思いが再び強くなりました。そして、研究経験を土台にしながら、医師として医学に貢献したいという決意が固まり、医学部学士編入を目指すことを決めました。

英語資格スコア

TOEIC(鹿児島大学と名古屋大学で提出)は795点、TOEFL(長崎大学と金沢大学で提出)は52点でした。

勉強方法

各科目の勉強法

生命科学

生命科学の学習では、授業・確認テスト・復習のサイクルを徹底して回すことを大切にしていました。特に、予習では「理解しようとしない」、復習では「3周する」の2つを徹底していました。

1. 予習(基礎:不要/完成・実戦:必須)

基礎シリーズは問題がないため予習は不要。
完成シリーズ・実戦シリーズは問題があるため、授業前に必ず解いていました。
このとき重視していたのは、
・分からないところはすぐ答えを見る
・予習に時間をかけない(理解しようとしない)
ということです。予習の目的は「あらすじをつかむこと」であり、「理解すること」ではありません。理解は授業中に行うべきだと考えていました。

2. 授業

授業では、予習で分からなかった部分や、答えを見ても理解できなかった部分を完全に理解することを目標にしていました。授業中に理解を終わらせることで、後の復習に時間を割くことができます。

3. 確認テスト

確認テストは毎回必ず受けていました。授業内容をどれだけ理解できているか、客観的に把握する最も良い指標だからです。理解があいまいだと感じた箇所は、すぐに板書や授業動画に戻って確認していました。

4. 復習(3周が基本)

基礎シリーズ
以下のサイクルを3周行いました:
1,第1章の板書を見て理解
2,第1章の確認テスト
3,テキスト第1章の問題
→これを最終章まで繰り返す
その後、ワークブックを3周(テキストと連携していないため、サイクル終了後に実施)
空き時間は基礎の用語問題集をひたすらやっていました。

完成・実戦シリーズ
以下のサイクルを3周
1,第1章の板書を見て理解
2,第1章の確認テスト
3,第1章のテキスト問題
4,第1章のワークブック
→最終章まで繰り返す
空き時間では完成・実戦用語問題集を行っていました。

◆ 復習3周の工夫
1周目:わからないところは即スキップ。理解に時間をかけない。
2周目:わからないところもじっくり考えて、自分の力で答えを出す。
3周目:ほとんど解ける状態になっているはず。
→ここで分からない問題は Word にまとめ、特に記述問題はそのままコピーして暗記していました。

5. 要項集(記述力の完成)

要項集は、練習問題の丸暗記をしていました。
暗記の手順は以下の通り
1,練習問題を読み込み(約3周)
2,練習問題を1題ずつ丸ごと暗記(3周)
これで、どの分野でも記述問題を安定して書けるようになりました。

6. 過去問

「編入は傾向が曖昧だから過去問は意味がない」という意見もありますが、私は
・実力がどれだけ通用するか
・新しい知識の獲得
の2点で過去問は必須だと考えていました。
私の進め方は次の通りです
1,過去問を通しで解く
2,汎用性がありそうな問題、間違えた問題、新しい知識を含む問題をピックアップし Word にまとめる
→これを5〜10年分
3,まとめたオリジナル問題集を丸暗記(要項集と同じ手順)
4,過去問をもう一度解く
これを受験校ごとに行っていました。

まとめ

私が生命科学対策で重視したのは、
①予習で理解しようとしない
②授業で理解を完了させる
③復習は最低3周
④記述は丸暗記で完成させる
⑤過去問を実力確認および新たな知識の取得のために活用する
という点です。
時間が無い方は4の復習までを最低でもできると良いかなと思います。

英語

英語対策としては、KALSの授業にしっかり取り組むことに加えて、英単語の暗記と音読の2つを徹底していました。また、受験期間を通して資格試験の勉強も継続して行っていました。

英単語 受験勉強の間は、配布された英単語帳をひたすら暗記していました。語彙力はすべての基礎になるため、毎日継続して覚えることを心がけていました。
音読 授業で扱った英文は、復習として最低3回は音読していました。音読することで、構文理解やリズムが自然に身につき、読むスピードも上がります。分からない単語はその場でまとめて覚えるようにしていました。
資格試験の勉強 TOEICを中心に勉強しており、スタディサプリを活用していました。空き時間に常に取り組めるため継続しやすく、非常に高い効果があったと感じています。

小論文

小論文対策は、KALSの授業をしっかり受けて復習しておけば十分だと思います。私は、小論文を課す大学の受験前には、空き時間を使ってKALSの小論文テキストを読み返していました。授業内容とテキストを押さえておくだけで、必要な知識や考え方は十分身につくと感じています。

面接

面接対策として、私はまず過去の質問集を確認し、各質問に対する自分の答えを整理して暗記していました。面接で最も重要なのは、医師志望理由と志望校理由の2つです。面接官は基本的に、この2つを起点に深掘りしてくるため、この理由が明確で一貫していることが非常に大切です。面接練習は、大学のキャリアサポートセンターやKALSのチューターの方々にお願いしていました。頭の中で考えるのと、実際に人の前で話すのとでは感覚がまったく異なります。実際に声に出し、表情や話し方まで含めて練習できる機会をつくることが非常に重要です。もしそのような機会がなかなか得られない場合は、ChatGPTとの模擬面接もおすすめです。時間を気にせず何度でも練習でき、質問の角度も変えられるため、実践的なトレーニングになります。

その他

これから医学部編入を目指す皆さんへ

KALSは、医学部編入試験に合格するための最適な環境です。まず、井出先生の授業には授業料以上の価値があります。私は医療系大学の出身で生命科学には自信がありました。しかし、井出先生の講義を受け、自分の知識がいかに不十分であったかを痛感しました。それだけでなく、研究者としての価値観すら大きく変えられました。この授業を理解し、復習を重ね、「生命科学」という概念を本当の意味で自分のものにしたKALS生は、必ず編入試験に合格できると私は考えています。さらに、KALSには多様なバックグラウンドを持ちながら合格を勝ち取ったチューターが多数在籍しており、

2科目型か4科目型かの選択

どの大学を受験校として選ぶべきか

忙しい状況でどう効率的に勉強を進めるか

といった実務的でリアルなアドバイスを的確に与えてくれます。
これほど環境が整っている場所は他にありません。では最後に必要なものは何か?それは、精神論になりますが「絶対に合格したい」という強い気持ちです。KALSに入った時点で合格への環境はすでに整っています。あとは、自分自身の意志の強さ次第です。心から応援しています。頑張ってください!

謝辞

医学部編入試験に合格するにあたり、学部1年の頃から医学部進学を理解し、合格のための環境や貴重な経験を惜しみなく提供してくださった指導教授に深く感謝申し上げます。また、生命科学という概念を、素晴らしい授業を通して与えていただいた井出先生、KALS入校当初から的確なアドバイスで合格までの道筋を示してくださったNチューターにも、心より御礼申し上げます。そして、合格までの過程で支えてくださったすべての方々に、本稿を通じて感謝申し上げます。