- 作成日 2026/7/4
医学部学士編入試験は、限られた募集人員に対して多くの受験生が挑む難関試験です。働きながら、あるいは大学に通いながら準備する方も多く、限られた時間で必要な学力を着実に伸ばしていくためには、段階的なカリキュラムで効率よく学習していく必要があります。
河合塾KALSの医学部学士編入 対策講座は、こうした受験生のために、学習の段階に応じたカリキュラムを用意しています。何を・どんな順番で・どのように学べるのか、講座の全体像をこの記事で整理します。これから受講を検討する方が、最初に学び方のイメージをつかむための内容です。
「基礎→完成→実戦」の段階式カリキュラム
本講座の中心になるのは、基礎(Primary)・完成(Master)・実戦(Advance)という3つのシリーズです。一連の流れをとおして、必要な知識と受験で求められる対応力を、段階的に積み上げていく設計になっています。
| シリーズ | 役割 |
|---|---|
| 基礎 | 学士編入試験対策の“基盤”を徹底的に身に付けるシリーズ。演習も交え知識定着を目指します。高校の履修範囲から学士編入試験で問われる部分にポイントを置き解説していくので、未履修の方でも安心して始められます。 |
| 完成 | 学士編入試験合格水準の知識を固めるシリーズです。基礎知識が固まっていることを前提に、本格的な対策学習を行います。演習を中心に知識を深く学習し実力を磨いていく、最も重要なシリーズです。 |
| 実戦 | 得点力を高め、合格“確度”を引き上げるシリーズです。過去問演習を通じて知識を本番レベルにブラッシュアップし、アウトプット力を高めます。 |
ポイントは、それぞれのシリーズが独立した範囲ではなく、同じテーマを段階的に深めていく関係にあることです。基礎で全体像をつかみ、完成で深く理解し、実戦で本番に対応する、という流れで学力を合格レベルに引き上げます。
生命科学を例にした段階ごとの学び方は、最重要科目「生命科学」の勉強法 で詳しく解説しています。
各シリーズの詳細はカリキュラムページをご参照ください。
主要科目と概要
編入試験の主要科目と概要をご紹介します。
- 生命科学:ほぼすべての大学で問われる最重要科目。基礎では高校程度の生物学を医学の視点で再構成し、完成・実戦で大学レベルの内容へと深めていきます。編入試験で求められる内容・各シリーズの役割は最重要科目「生命科学」とは?をご参照ください。
- 英語(医学英語):編入試験で学科試験として出題される英語は、多くの場合医学系論文から出題されます。それらを読解し和訳する力が求められるため、段階的に力を付けていくことが必要です。基礎では和訳に必要な文法や医学・生命科学の例文で土台を固め、完成・実戦では最新トピックの英文を用いたテストゼミ形式で読解力・解答力を鍛えます。
- 小論文:編入試験で出題される小論文の形式は、テーマ型か課題論文型に分類されます。課題文の内容は医学や生命科学に関するものが多く、英文で出題される場合もあります。基本作法の確認と近年話題となっている医療・社会・国際問題などにどうアプローチしていくべきか、テストゼミ形式で学んでいきます。最終試験で課される面接や集団討論でも医学関連テーマの知識が求められるため、それらの対策にもつながります。
科目ごとに到達すべきゴールを見据えてカリキュラムが組まれているため、初学からでも段階を追って取り組めます。各科目のシリーズごとの内容については、カリキュラムページの各シリーズ詳細をご参照ください。
※各科目初回講義(半分)のサンプル視聴が可能です。
物理化学・オプション科目で受験校の幅を広げる
学士編入試験では、生命科学と英語に加えて物理・化学・数学を課す大学があります。本講座では、こうした科目に対応するための講座も用意されており、受験校選択の幅を広げられます。
- 物理化学:物理・化学は高校レベル~大学レベルまで、大学ごとに出題レベルが様々です。受験校によって対策の幅が異なるため、物理化学シリーズでは「高校レベル」と「大学教養レベル」に分けて講座を用意しています。未履修の方も学びやすいよう、入門講座も設けられています。
※物理化学の大学ごとの出題傾向は物理化学シリーズ カリキュラムをご参照ください。 - オプション科目(英作文・数学):一部の大学では英作文・数学が出題されます。受験校に応じて対策を追加できます。
※英作文・数学を課す大学はオプション科目 カリキュラムをご参照ください。 - 志望理由書:いずれの大学も出願時または出願後に志望理由書の提出が求められます。面接試験は志望理由書をもとに進められるため、完成度を上げることは合格を掴むうえで必要不可欠です。受講生限定講座で開講する志望理由書[添削付]個別指導講座では、2回の添削と講師による個別指導で土台を固めることを目指します。
コースの選び方は コース・受講形態の選び方 で整理しています。
いつでもどこでも学べるオンライン中心の受講環境
本講座はオンライン学習(eラーニング)を主体としており、自分のペースで学習を進められます。仕事や大学と両立しながら、移動中や隙間時間も活用できることが大きな特長です(生命科学は新宿本校での対面授業もあります)。
- PC・スマートフォン・タブレットに対応したマルチデバイス受講
- 講義動画の高速再生(ファストラーニング)機能
- スムーズな早送り・巻き戻しができるスキップ機能
- 講義音声のダウンロード(MP3)による音声学習
繰り返し視聴できるため、一度受けた講義を復習に使ったり、苦手な箇所だけ見直したりと、自分の理解度に合わせた学び方ができます。受講環境の詳細や推奨環境は システム環境(サービスガイド) でご確認ください。
オリジナル教材とテストで知識を定着させる
学習効果を支えるのが、頻出分野の分析や出題予想をふまえて作られたKALSオリジナルテキストです。試験に必要な知識が効率よくまとまっており、限られた時間で着実に力をつけられます。毎年の出題傾向をもとに必要に応じて改訂し、変動の激しい編入試験に対応する内容となっています。
さらに、理解度を確認するための各種テストや、繰り返し演習できる用語問題集やテストエンジン(コース特典)などのアウトプットツールも充実しています。インプットとアウトプットを往復することで、知識が定着し、本番で発揮できる得点力につながります。
カリキュラム全体の流れは カリキュラムのページ でも確認できます。
カリキュラムに付随するテストは各種テストページをご参照ください。
よくある質問
どの段階から始めればよいですか?
これまでの学習状況によって異なります。自然科学系の学習が久しぶりの方や初学の方は基礎から、すでに土台がある方は完成からなど、段階を選んで始められます。迷う場合は、個別相談やガイダンスで現状を伝えて方針を相談すると安心です。
物理・化学は必ず学ばなければなりませんか?
必須ではありません。生命科学と英語の2科目に絞る方も多くいます。一方で物理・化学を対策すると受験できる大学の幅が広がるため、志望校の出題科目をふまえて判断するのが基本です。
働きながらでも続けられますか?
オンライン学習が主体で、繰り返し視聴や音声学習にも対応しているため、隙間時間を使った学習が可能です。実際に、仕事や生活と両立しながら学ぶ受講生も多くいます。
制度・費用などのよくある質問は、医学部学士編入のよくあるご質問 にまとめています。
まずはガイダンス・説明会へ
講座の特色や試験情報、学習の進め方を知る第一歩としてご活用ください。